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清拭

 ボクは替えの服を持ち、白い和服に着替えて浴室に向かう


 エリーと合流し、お湯に塩を入れる。

「じゃあ清めようか」

「沐浴だっけ、禊だっけ、水垢離だっけ」

「お湯だし細かいことはいいと思うよ」

 寒いし、お湯を使うことにした。お兄ちゃんの言葉を思い出す。


「この地域にはいろんな神様がいるよ。八百万って表現もある。ひょっとしたら、

精霊の魔法は、神様の力も借りている魔法なのかもね」

(なら水の神様の力に、火の神様の力を加えたお湯を使っても良いよね)

 タオルをお湯で温めて絞り、魔法を唱える。


――精霊さんに願います 服が濡れても乾くよう 力を貸してくださいね


――お風呂におられる精霊さんに 穢れや厄を払うよう 清めることを願います


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