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茶花

 ヒユリさんの言葉にギョっとする。

「もやもやの影響を受ける、ですか」

「はい。急ぎすぎですよ」

 ヒユリさんはにっこりと笑い、お茶を飲む。

「あ」

 その姿を見て、お茶を出されたことを忘れていた。


「まずは落ち着くことですよ。よく言うでしょう『水でも飲んで落ち着け』と」

「これ、お茶ですよ」

「はい。お花もありますよ」

 机の上にユキヤナギの花が生けてあった。

「急がば回れだよ。私も準備するから、着替えたり、体を清めたりしておいてね」

 ボクは大きく深呼吸して、エリーと一緒に二階の部屋に着替えに向かう。


「うさ」

「りゅく」

 階段を上っていると、ロッサとミルクが合流した。


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