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家に向かう

「おはよう、で良いのかな。こういうときって」

「うさ」

「りゅく」

 ボクは挨拶し、帽子をかぶりなおす。

「おはよう、ミルク、ロッサ。もう起きて大丈夫なの」

「りゅく」

「うさ」

 二人は元気な声を上げる。


「それじゃあ行こう。ヒユリさんの家に」

 ボクたちはベンチを立ち、ヒユリさんの家に向かい、歩き始める。


「りゅく」

 なぜかミルクがボクの頭の上に乗る。エリーの肩にはロッサがいる。

「まあ良いか」

 そういう気分もあるのだろうと、そのままに居てもらうことにした。

 ロッサとミルクの額から光が細長く伸びる。その明かりを頼りに霞の街を歩く。


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