182/290
トランポリン
雲の上を歩いていると雲が途切れている。矢印は上空の雲に向かっている。
「どうやっていこうか」
ミュイッターがいれば、と思う。
「ハープちゃんは飛行の魔法って使えるのかな」
「…とぶ道具なら作れます」
どういうものを作ろうか、ハープちゃんとボク、そしてエリーの三人で相談する。
「…行きます」
ハープちゃんは魔法を唱える。
――春雲を、ここより高い上空へ、跳べるように弾力を持った形にしてみます。
目の前にある雲がトランポリンになった。
ハープちゃんは具合を確かめている。
「…先に行ってみますね」
「わかった。気を付けてね」
ハープちゃんは首を縦に振り、上空に跳んでいく。




