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おかしな話へ

「そういう時は前や周囲を見ると良いよ……っと教授が読んでいる。またね」

 しとしと雨が降る中、ボクは一人取り残される。胸にはモヤモヤ感があった。


 コンコンコンとノックの音がする。扉を開けるとエリーがいた。

 ボクたちは二階のリビングに移動する。


「今日は兄さんとどんなお話したの」

「変われるって話かな」

 ボクはお兄ちゃんのことをエリーに話す。

 エリーの前では気丈に振舞おうと思い、話題に変える。

「お兄ちゃんカッコ良かったな…そうだ!これからはボクがエリーのお兄ちゃんに

なってエリーを守ってあげるね」

 お兄ちゃんは変われるって言ってくれた。だから変わるんだ。


「落ち着いて。アニーちゃんは姉でしょう、どうして兄になっちゃうの」

 エリーはボクを諭すとき、名前で呼ぶ。

「お兄ちゃんっぽく振舞えば、多分きっと上手くいく」


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