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どんぐりのお菓子屋さん

 ボクたちは商店街のお菓子屋さんに到着する。

「いらっしゃい、リンちゃん」

「こんにちは」

 店内にはメルベクさんとドギー君がいる。

「こんにちは、はじめまして、アニーです」

「こんにちは、はじめまして、エリーです」

「こんにちは、お菓子職人のマッテバです。よろしくね」

 ボクたちは挨拶し、ショーケースの前に行く。

「このお店のお菓子はね、ドングリの粉も使っているんだよ」

 ドングリはきちんと調理すれば食べられる。このお店は上手に配分しておいしく

なるように工夫しているそうだ。ここでは(しい)の木を使っている。


(家の近くにも(かし)の森があって、ドングリは生っていたなあ)

 樫の木は杖や魔法の人形の素材になる。魔法使いには身近な木だ。

(院長先生から賜った杖も樫の木なのかな…良いかそんなことは。どんな素材でも

杖は大切にする。しっかりお手入れする。それだけだよ)

 ショーケース前に移動してケーキを選ぼうとすると、お客さんが入ってきた。


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