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三時のおやつ
「人魚のハープちゃんか。私も会ってみたかったな」
「また会えますよ」
リン姉は季節の精霊たちを逢わせてからずっと、もやもやを集めていたそうだ。
ネコさんの話も聞いてみる。
「二藍色の猫はこの町に昔からいる妖精さんのことだと思うよ。ウイステニアは、
猫の妖精が町の中を、犬の妖精が町の周囲を守っているって言い伝えがあるんだ」
ネコさんは気まぐれに誰かを助けたり、もやもやを集めたりしているとリン姉は
教えてくれた。
「さて行きますか」
「はい、どこに行きますか」
「マッテバさんのところだよ」
確かブルラック商店街の人だったと記憶している。
「お菓子屋さんのマッテバさん。覚えておくといいよ」
リン姉鈴を転がすような声で楽しげに話す。
「春の新作のお菓子、買って帰ろうよ」




