前へ目次 次へ 128/290 猫から猫へ 古美術店、その隣に本屋さんを見つける。その奥に、診療所がある。 「にゃーお」 別の道に入った先に薬草園と図書館があり、その先にある住宅街を歩く。 「公園だね」 ボクたちは戻ってきた。 「にゃーお」 ネコさんは霞の中に消えていき、カスミが晴れていく。 周囲に人の気配と音が戻る。 「あれ、まだこんな時間」 「本当だ。ネコさんに会う前の時間だね」 公園近くの案内板で方角を確認してマークを付け、休憩所に向かう。 一息ついていると、リン姉とランの姿が見えた。 「にゃあ」