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新進の月

「にゃーお」

 大通りに出て、橋を渡る。川には月が映っていた。


 ボクは空を見る。空は霞にぼんやりと包まれており、太陽も月も隠れている。

「霞の中にいるのに月様が見えるね」

「ネコさんの魔法なのかな」

 橋の上から川に浮かぶ月を眺める。

「にゃーお」


 川の水面に揺らめいた月の光がしんしんと、たたずむ姿が見て取れた。


「魔法使いの登録所だね」

「ってことは、この近くに商店街かな」

 ブルラック商店街の看板を確認した。

「にゃーお」


 商店街から一本奥の道に入り、進む。


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