前へ目次 次へ 124/290 ネコの妖精 猫からは精霊の気配がする。 「猫の妖精さんかな」 「にゃーお」 エリーの言葉に猫は返事をする。 「町を守ってくれているんだよね」 「にゃーお」 猫は嬉しそうに返答した。 「うさ」 「りゅく」 ロッサとミルクがポーチから出て挨拶している。それを見てエリーに提案する。 「名前を付けようよ」 「ネコさんはどうかな」 「妖精さんはネコさん、って名前で良いかな」 ボクはしゃがんで猫の妖精に尋ねた。 「にゃーお」 ネコさんは返事をすると、ボクたちを見つめ、霞の中に向かう。