前へ目次 次へ 125/290 カスミの町へ 途中でふいっとこちらを振り向き、また前を向き、橋を渡る。 「ついて来いってことなのかな」 「うさ」 「りゅく」 ロッサとミルクも賛成している。 「行ってみようよ」 エリーとロッサ、ミルクの声にボクは答えた。 ネコさんの先導で霞に包まれた街を歩く。 「すごく静かだね」 「うん。私たち今町にいるのは五人だけな気がする」 隣にいるエリーと会話する。 「ヒユリさんの家、だね」 「にゃーお」 橋を越え、案内された先にはヒユリさんの家があった。紙の中央に記入する。