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迷いネコ


「あれ、ここはどこだろう」


「私たちまた迷子になっちゃったね」

「りゅく」

「うさ」

 エリーとミルク、ボクとロッサが周囲を見渡す。


「うーん、やっぱり地図が欲しいや」

「リン姉さんについて歩いてばっかりだったものね」

 きょろきょろと周囲を見渡す。町の中央にある時計塔は二時を指していた。

「空は寒いだろうな…」

「アニーちゃん、橋があるよ」

「橋って渡ったかなあ。寒かったこととリン姉の背中ばかり覚えているよ」

 歩道と川との間には金網があり、土手にはいろんな草花が見受けられた。


 橋を渡ろか悩んでいると、視界がうっすらとかすみ始めた。


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