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春を捜しに

 ボクたちは服屋を出る。その間考えていたことがある。

「ねえ、エリー」

「うん。私も同じ気持ち」

「リン姉、えーっと、ボクたちに春の精霊を捜させてくれませんか」

 思い切って提案してみた。

「良いよ。できる範囲で良いからやってみて」

 リン姉は別の方法を探しに図書館に向かった。


 街中をてくてくと歩く。

「池でまたスケートやりたいな」

「氷に穴をあけて魚釣りもいいぞ」

「息が白い時期ってこの冬ならではだし、もう少し楽しみたいな」

 別の道に入る。

「今夜は鍋だぞー」

「雪だるま作りたーい」

 そして気付く。


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