表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/9

第1話「役立たずの証明」

地上に戻る道は、やけに静かだった。

さっきまでの喧騒が嘘のように消えている。

いや、違う。

“感じ取れない”。

違和感だけが残る。

背後で轟音。

振り返る。

ダンジョンの奥が崩れていた。

「もう崩れたのか……?」

ありえない。

本来なら数時間は持つはずだ。

俺の《アナライズ》は告げている。

――制御崩壊。

原因は分かっている。

あいつらだ。

「……俺がいなくても大丈夫だと思ってたんだろうな」

笑いが出る。

だが足は止まる。

脳裏に浮かぶのは、さっきの言葉。

『役立たず』

「……証明してやるよ」

誰に向けたものか分からないまま呟き、

俺は再びダンジョンへと足を向けた。

――これは、復讐じゃない。

ただの証明だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ