7話
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「やっぱり凄いな
僕以上にアーツを知り尽くしてるんだ…」
マージは驚きつつも〈剛気鬼象〉を纏うと回避と相殺を熟していた。不思議なことに先より動きが良くなっている上に構えが様になっている
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それでも防御に手一杯のマージは龍鱗を眺め何やら考え事を始めていると『勉強』の時によくする突飛な発想を独り言にする癖が出ていた
「武器があれば楽かも」
【『直感検索』を実行
『錬成術』『鍛治』を起点に〈新匠習作〉の提案】
「…もうなんでもありですね」
【急拵えになりますが時間が必要です
武器としての機能は『アーツ』で補って下さい】
「はい」
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これが役割分担の有効性なのだと痛感している。休息により白龍の動きを客観視して単純な動きを繰り返すだけの魔物ではないことが分かった
それでいて尚マージは的確に攻撃と防御の役割を受け持ち踊る様にして翻弄、誘導、相殺、回避とを熟していた。しかしこれでも攻め手には欠けている様だった
〈新匠習作〉を用いて武器を作ることでしか、現状の打開ができないことがことが分かっている。今は武器を作ることに専念するべきだと向き直る
散乱する白龍の龍鱗と祈祷師の聖杖、宝飾品が素材として挙げられるが宝飾品は数が少なく、加工には不向きなため使用を棄却、自ずと白龍の龍鱗と聖杖が数少ない素材として残った
【『祈祷術』を起点に〈聖火祝炎〉実行】
〈新匠習作〉による試行錯誤を開始した
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「…?」
拳術による攻撃にて龍鱗の破壊に成功したマージは"ブローカー"も目撃した白龍の驚異的な自然治癒力を間近で目撃していた。しかし、マージは驚きつつも白龍の治癒力ではなくその再生過程と条件を見て何かを感じていた
「試してみるべきかな」
マージ躍進の時───6年間見てきたものへの理解度が十分な休息により身体へと徐々に慣れつつあった。【剣聖】や『護身術』、『武器術』『防具術』『拳闘術』『打撃耐性』『斬撃耐性』『刺突耐性』の基礎はマージの努力と勉強、鍛練、我慢により同年、それ以上の齢のものと比べても遜色のなく、高みを目指せるだけを身の内に蓄えていた




