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工業団地のまつ毛
スモッグのない青空を知らぬので 工業団地のまつげは長い
何もない街には何もかもがある 私に捕まえられないだけで
ゲーセンのメダルゲームのやり方を知らないままに通り過ぎてく
僕のこと誰も知らない街角で僕の知らない花が咲いてる
夏限定スーパークールシャンプーに値引きシールを貼り付けて秋
北向きの一人暮らしのワンルーム いつまでも君がいればいいのに
猫たちがひとりもいない街をゆく こんなに明るい朝があるのか
戻せないルービックキューブ 日焼けしていつかひとつの正解になる
暮れてから爪を切るなというけれど お風呂上がりは大抵が夜
どれだけの言葉を費やしてみても ツーとなくばかりの電話




