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そんな予感も悪くない
満月が接眼レンズ覗き込む私の中に飛び込んできた
袖濡らし掬いし花を灯籠にかざして歩く下駄のからころ
サビ猫がニャアと鳴くので鳴き返し くすくす笑いを風が届ける
この春は君が一番愛した春 君の隣をわたしが歩く
雨上がり 子供の頃は信じてた 虹の根元にあなたがいると
帰り道 夜中に雨が降るかしらん 月は七色ベールを纏う
如雨露から降らせた虹のきらめきをふとした時に追いかけている
光には七つの色と得意げに雨上がりの空 虹を指さす
ささやかな願いを込めて雨上がり空のあなたに虹を探して
大空に無垢なる筆で描き初める果てまで届く七色の虹




