第19話 ナイショだよ?
話を整理しよう
今まで起きていることだ
まず、紅蘭が生徒会に騙されてしまい、俺をターゲットに俺に関係している人をちょっとずつ攻撃されていた
しかし、それは陥れと言うことが判明
場は丸く収まった
そして次だ
田中圭が学校でモテる
既に彼女を持っている
被害にあった人は全員別人の犯行でこれは未解決だが、先生を挟んだ了解を得ていて、ほぼ解決済み
で、たまたまみくと同じ格好しててみくが被害にあいその場で俺が捕まえた
田中圭は色々面倒事になっている事も含め、その時に彼女と別れることを決断し、今自分に好意を向けてくれてる人に真剣に向き合うことを条件に、生徒会からも了承を受けていた
というのが今までの流れだ
「まさかの生徒会のミスと」
「仕方ないじゃない情報あんましないみたいだったし…」
「もっといい方法見つけられんかったかよ。まあ、俺C組だから」
「うん」
「あ、渉くんだぁ!」
「?」
「あのさ?今度話し良いかな?」
「OK」
教室に戻る
席に着く
(まあ、今日も普通に頑張りますか)
放課後
先程声をかけてきた女子に話しかけられた
「話ってなんなんだ?」
「あのね、私去年の渉くんみたいになりたいんだ!」
「はぁ…?」
「それで協力してくれないかなぁ…って!」
「協力するも何も…ねぇ。運だ!後ビジュ!」
「えぇ…」
たしかにこいつはアニメの主人公の妹でもおかしくない顔だ
で、後は名前
「名前なんて言うだ?B組の人だろ?」
「え?ああ名前ね!髙寺さやかだよ?」
「髙寺って…そういえば去年のバスケ部のキャプテンと同じ苗字だった気が…」
「そうそう!よくおうちで渉の話してたんだァ…」
スラムダンク……!?
高木兄妹かなんかですか?!
「そうだったんだな...」
「で!どうやったらいいと思う?」
「話しやすい雰囲気の方が男子も楽なんじゃないかな。もう少し色んな人と話してみるとか」
「なるほどねぇ」
「……わ!……渉!」
「なんだ?お、みくじゃん!」
「あらみくさんもう帰るの?」
「今日は渉と帰ろうかなぁ……て」
「そうなのね。じゃあ、先帰らせてもらうね。ありがとう!渉くん!」
「じゃねぇー」
「……ねぇ、渉!今度始めてデート行こう!」
「え?」
「……どうかしたの?」
「この間…急にみくから電話来たと思えばデートを誘って……」
「騙されたの?」
「た、多分な。ま、そうだよな!おれとみく、連絡先まだ交換出来てなかったよな!」
「うん、1回出来たけど、1年の時の状況も相まって、連絡先消させてもらってこの間会った時には、スマホ無くしちゃってて……」
「だよな...。じゃああれは誰だったんだろうな...ま、今度一緒に出かけような!」
「うん!」
「OK!」
「ねぇ!渉?」
「どうした?」
「実は…………」
え?なんで!?嘘だろ?これからまた仲良くなって……なんで!
「ナイショ……だよ?」




