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第18話 みくとデート②

「よし!!準備バッチリ!ああやばい…!みくとデートは初だ!」

「何興奮してんだ…?」

「お、姉ちゃん起きてたん?」

「うっさいからな」

「ごめん。」

「何何?デートだって?」

「そうそう!俺もついに!」

「去年はほとんど家に帰ってこなかったけどね…」

「うるさいうるさい!やっとって事にしてくれ!」

「まあ、弟がこうなってるのも悪くないか…私がちゃんと学ばせたおかげね!」

「お世話になったっす。」

「本当に空気の読めない子だったから嬉し」

「うんうん!姉ちゃんもう仕事?」

「あれ?もう9時じゃん!会社でショート動画の撮影あったのに!」

姉ちゃんは登録者100万人超えの人気VTuberだ

高校卒業後すぐ、事務所のオーディションを受け、見事合格をし、俺が勉強してる隣で配信をしていた時期もあったなぁ〜

「んじゃ、俺行ってくるよ!」

「うん、行ってらっしゃい!」

「あ、そだ。朝ごはん作っといたから」

「…なんて出来た子なの」

そしてめちゃくちゃなブラコンだ


駅にて

「ごめん、遅れた!」

「大丈夫、行こ!」


栄えている都市に着いた渉たちは、その都市の駅周辺にある店で昼食を済ませることにしていた

二人で食べていると、渉に電話がかかってきた

「ごめん、ちょっと呼び出しくらったわ。」

「うん。」

(なんだ?)

外に出て、電話に出る

「もしもし?」

『あ、もしもし?渉?』

「ん?どうした?」

『いま、代表者で各地を探し回ってるの』

「田中の事か?」

『そう!』

「それをなんで俺に行ってきたんだ?」

『あんた今みくさんと外出してるでしょ』

「なんでそんな情報入ってんだよ。」

『まあ、どこにいるか知られてるし、そこも捜査の対象だから、発見があったら教えて!』

「めんどくせぇ。じゃねぇー」

これ以上聞きたくないため、電話を切った

中に戻って席に戻った

「ごめん、抜け出して」

「全然、大丈夫そうなの?」

「まあね。大丈夫だと思うよ」

「良かった…じゃあ会計しちゃおうか」

「そうだね」

渉の奢りということで、会計はすぐに完了した

「んじゃ、行きますか…」

「うん!」

「どこ行き…」

みくは俺の右手にしがみついてきた

すげぇ可愛いけど独占欲の強さが垣間見える

「ねぇ、さっき誰と電話したの?その子は渉にとってどういう存在なの?」

「ああ…ね、姉ちゃんだよ、姉ちゃんから帰りにカップ麺とか色んなもん頼まれただけだよ」

「メールだけじゃダメだったの?」

「俺が気づいてなかったから電話来たんだよ」

「…なら良いね!」

笑顔が取り戻された

「…ふー」

「隠し事はお互いなしだからね!」

「ああ…それはそうだな。」

「でも、私たち別れちゃったし」

「危なかったからな、みくが」

「もう!今までの私とは違うんだから!」

「うん!そうだな!ビジュアルが50倍アップした」

「最大値じゃないってこと?」

「そりゃ…完璧な人なんていないだろ」

「なにそれw…でも、たしかに言えてるかもね。あ、ちょっとトイレ行きたくなっちゃった。」

「後ちょっとで目的地着くから、すぐ行けると思うよ。俺も一応行っとこ」

「うん!」

数分したらすぐ着くような場所で、それぞれトイレに入った

男子トイレの中にて

「お前それはやばいって」

「誘われたからしゃーないって!やらせてくれたんだから!」

(うわ…最悪な環境だ)

トイレを済まし、手を洗う

その時、やけに隣の人が気になり見てしまった

顔がまさに、みくだったが、今日のと比べて断然違う形だった

メイク感が強い

それにみくはノーメイクだ。そう、すっぴんであの容姿!

異次元!

って言ってる場合じゃなくて、多分こいつグレー

「おい、お前田中圭知ってんだろ?」

「え、いえ」

「外出るぞ」

そういい、みくに似てるやつの手を掴み、トイレの外に出た

「ちょ、ちょっと!」

外に出て絶望した

みくが手を引っ張られながら、高校生がまだ行けないホテルに連れ込まれていた

「ほらな。」

「ヤバいって!」

「お前男なんだろ?」

「そ、そうだよ。あっちも男装してる女子」

「じゃあ大丈夫じゃねぇーか。裸見られるだけだな。大事なみくの」

「良かった…」

「こっちは良くねぇーよ。お前田中圭だろ?」

「そ、そうだよ…あれは彼女だ。」

「そっか…で?お前何人もの…」

「それは俺の姉ちゃん。しかももう休学中。」

「ま?!」

「はい、なんでもう許してください!」

「とりあえず、生徒会に電話するから自分の口で言ってくれ」

渉はすぐに紅蘭に電話をかけた

『もしもし?』

「おい、紅蘭。生徒会の3年そこにまだいるか?」

『いるけど』

「そいつに変われ。田中圭を確保した」

田中圭はしっかりと質疑に応答し、自白とともに、理解してもらった

田中圭の姉は双子の姉であったことも判明し、場は丸く収まったし、田中圭と彼女は別れることになり、田中圭は普通の男として生きる道を決めたとか

そしてしっかりみくも戻ってきて、3人で街を楽しみ、デートは良い方向で終わった

デート終了!

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