第二部 第61話 かなり
無言聖域
第二部 門戸温泉郷編
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回の第61話では、ついにガンザの居場所が判明します。
……とはいえ、かなりカオスです。
喋るモルモット。
丁寧に挨拶するデグー。
そして、“ガンザの力”を取り込んだ少女、みすず。
かなり視点から見ることで、改めて「無言聖域」がどれほど異常なのかが見えてくる回にもなっています。
また今回、“ちいとと”という、みすず独特のクルミの呼び方も登場します。
少し騒がしくて、でもどこか優しい、そんな回になっています。
よろしくお願いいたします。
なお、外伝側でも、本編へ繋がる話を描いています。
外伝
「近道の先」
DEGUだよ。 外伝その1:近道の先
https://applebrother.wordpress.com/2026/05/20/%e5%a4%96%e4%bc%9d-%e3%81%9d%e3%81%ae1%ef%bc%9a%e8%bf%91%e9%81%93%e3%81%ae%e5%85%88/
また、今回の空気感に近い動画はこちらになります。
YouTube Shorts 母さんご立腹の雰囲気動画
https://youtube.com/shorts/Hh-gRyZ7iyM?si=LXh3mm1pyj8Afaq7
「だあれ?」
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女の子だった。
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座っている。
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十歳くらい。
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かなり愛らしい。
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かなりは止まる。
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「……いや」
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「それはこっちのセリフだ」
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完全に意味がわからない。
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その瞬間。
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ガンザが叫んだ。
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「あっ!!」
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「お前!!」
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「我の力を食った娘か!!」
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女の子。
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ぺこり。
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「こんにちは」
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丁寧。
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「みすずです」
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ガンザ。
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「ウキーッ!!」
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「我の力を返せぇ!!」
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みすず。
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首を傾げる。
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「どうやって?」
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少し考える。
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「……さわればいいの?」
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手を伸ばした。
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ガンザ。
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「やめろぉぉっ!!」
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逃走。
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みすず。
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追いかける。
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完全に遊んでいる。
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アパート住民達が。
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ようやく。
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“違うもの”がいることに気づき始めた。
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その時だった。
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「お邪魔しています」
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丁寧な声。
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かなりが止まる。
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デグーだった。
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白と茶のパイド。
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クルミ。
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静かにそこにいた。
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みすずが嬉しそうに走る。
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「ちいととー!」
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クルミへ飛びついた。
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かなり。
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「……ちいとと?」
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それが名前か?
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かなりは普通に挨拶する。
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「俺はかなりって言うんだ」
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完全に感覚が麻痺していた。
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だが。
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ガンザよりは。
大分マシだった。
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クルミが少し困ったように笑う。
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「名前ではないが」
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「みすずがそう呼ぶので」
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「それで構わない」
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みすずが嬉しそうに説明する。
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「小さいとうさまだよ」
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「だから、ちいとと」
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かなり。
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「あぁ……」
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なんとなく納得した。
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その瞬間。
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ガンザが止まる。
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「あっ!!」
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「お前!!」
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「この娘のそばにいたやつ!!」
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「スピネルの関係者か!!」
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胸を張る。
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「我は腐敗神ガンザ!!」
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「敬え!!」
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「奉れ!!」
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「さもなくば侵食するぞ!!」
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沈黙。
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クルミ。
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にこやか。
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「そうなんだ」
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「それは怖いね」
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「ははは」
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軽い。
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ガンザが止まる。
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「軽い!!」
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クルミは穏やかだった。
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「ぼくは端末だから」
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「気にしないで」
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かなり。
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「端末?」
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さらに意味がわからない。
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クルミは続ける。
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「この子が」
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「どうしてもガンザを探すって言うので」
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「一人で行かせられないから」
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「ついてきただけなんだ」
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みすずはガンザを追いかけている。
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楽しそう。
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「ガンザー!」
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「逃げないでー!」
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ガンザ。
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「来るなぁぁっ!!」
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かなり。
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頭を抱える。
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クルミは穏やかに続ける。
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「ガンザが見つかったから」
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「もういいんだけど」
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かなり。
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ふと疑問に思う。
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「なんで」
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「こんな簡単に見つかったんだ?」
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クルミ。
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普通に答えた。
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「この子の中に」
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「ガンザの力が入ってるから」
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「近くに行くと」
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「わかるみたいだ」
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かなり。
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「便利だな……」
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そして。
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ふと思う。
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「っていうか」
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「それなら」
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「早くそいつ連れて帰ってくれ!」
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本音だった。
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かなり。
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かなり本音だった。
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クルミ。
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少し困った顔になる。
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「そうしたいのは山々なんだけど」
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「ガンザ」
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「持ってないんだよ?」
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「……なにを?」
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クルミ。
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静かに答える。
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「聖域を出る時」
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「スピネルが通ってきた扉を」
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「無理にこじ開けて通ったから」
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「どこかで落としたらしい」
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少し間。
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「コウ竜の核」
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かなり。
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停止。
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「……竜?」
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「そうだよ」
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「ドラゴン?」
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「うん」
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「そうだね?」
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かなり。
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混乱した。
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喋るモルモット。
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腐敗神。
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喋るデグー。
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不法侵入。
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女の子。
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ドラゴンの核紛失。
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完全に。
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キャパシティを超えていた。
第二部第61話を読んでいただきありがとうございました。
今回は、かなり久しぶりに「かなり」の常識人視点が強く出る回になりました。
本人からすると、
・喋るモルモット
・腐敗神
・喋るデグー
・ドラゴンの核紛失
・不法侵入(?)
など、完全に情報量が限界です。
ですが、聖域側はかなり普通に会話しています。
感覚が麻痺しています。
また今回、みすずがガンザを追いかけ回している場面も、少し独特な空気になっています。
ガンザ本人はかなり必死ですが、みすずは“遊んでいる”感覚です。
そしてクルミ。
今回も、普通に挨拶し、普通に会話しています。
だからこそ余計に異様です。
また、「ぼくは端末だから」という言葉も、かなり重要です。
クルミ自身の存在の在り方にも関わる部分なのですが、このあたりは今後もう少し描かれていくかもしれません。
そして最後。
問題は結局、
「コウ竜の核が行方不明」
だということ。
喋るモルモットより、そちらの方が本当はかなり危険です。
……ただ、かなりの精神的には、もう全部限界だったと思います。
なお、本編と繋がる外伝はこちらになります。
DEGUだよ。 外伝その1:近道の先
https://applebrother.wordpress.com/2026/05/20/%e5%a4%96%e4%bc%9d-%e3%81%9d%e3%81%ae1%ef%bc%9a%e8%bf%91%e9%81%93%e3%81%ae%e5%85%88/
また、今回の雰囲気に近い動画はこちらになります。
YouTube Shorts 母さんご立腹の雰囲気動画
https://youtube.com/shorts/Hh-gRyZ7iyM?si=LXh3mm1pyj8Afaq7




