表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レールの上  作者: トム
3/10

訪れた朝・後

久しぶりの更新です。今回も短めですが(汗)


 

 しかし、その暖かな空気は長くは続かなかった。



ーざわついていた教室の空気が凍り付いた。


教卓に着いてる担任の話に珍しく聞き入る生徒達はある意味滑稽に見える。



ほんの数分前、グレーの背広を着た田野先生はいつもの響く声で、『えー、みなさん、おはようございます』と太い眉毛を上下させた。ここまでは本当にいつもと何ら変わりなく生徒達も眠そうにしていた。


『突然ですが、みなさんに大事なお話があります‥‥』そんな中、その言葉は妙に際立って聞こえた。


『中には知っている人も居るかもしれませんが、昨晩から他クラスの生徒が‥‥えー、家に帰っていないそうで、学校側とその生徒のご両親と話し合った結果、警察に捜査を依頼しました。』


そう先生は手に持つプリントを見ながら、言い放つとクラス中がどよめいた。



『大事な話ってソレかよ』『ただの家出じゃない?』『友達んとこだろ?』『ウチらの年頃ならよくあるよねー。しかも昨日って大げさ過ぎない』


私の考えてる事を代弁するかのようにクラスメイト達はヒソヒソと囁く。

心ないような言葉ばかりなのは言うまでもないが。



『せんせー、誰なんですか、その行方不明の子って?』一人の男子が面白半分に手を挙げる。皆の疑問が‥‥視線が田野先生を指す。


『一年A組の‥‥日向優子さんです。なにか知っている生徒は申し出をお願いしますとのことです。この話は以上です。では〜』


業務連絡のように淡々とした田野先生の話は終わった。



ただ‥‥残ったのは、昨日まで一緒に居た日向優子の友達ー雨宮希美の困惑と混乱だけだった。



設定追加


フルネーム

雨宮希美あめみや のぞみ1年C組


日向優子ひなた ゆうこ1年A組


読んで下さった方、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ