48/70
『呪われた人形と人食い人形(?)』…読み終えて
物語を読み終えた修司はノートパソコンの画面から目を離し、大きく息を吐いた。
「…なんだこれ?」
彼は唸るように呟いた。最初はよくあるオカルトホラーかと思いきや、中盤からの急展開に頭を抱えたくなった。
「ブラックホールを人形に封じ込めるとか、科学と魔法の融合とか…滅茶苦茶だろ」
だが、その無茶苦茶さが、妙に頭に残っている。お菊人形がどじょうすくいをしたり、赤い褌をつけたりする場面を想像し、彼は軽く笑ってしまった。
「まさか、呪いの人形がギャグ担当になるとはな。しかも、それがネットで拡散されて、笑いものにされるって…かわいそうに。だが、結局、人食い人形は封印されたってことか。でも、いつかまた、誰かの手に渡って、同じことが起きる可能性もあるってわけだ…うーん…」
修司は、小説のタイトルにあった「(?)」の意味を考えた。あれは、人食い人形の「常識外れの存在」に対する問いかけだったのかもしれない。
「…よし、もっと他の物語を探ってみるか…。お、これは…」
次までまた少しお待ち下さい。




