↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/32

2

「枷があるな。気絶するかも知れないけれど、もっと圧を上げて」

「げほっ..............。ごほっ.......さっきやった..............」

「それじゃ生温い。もっと激しく」

彼は一度自分の目を指差し、次に心臓を指さした。それから指をバラバラと動かして拳を作った。拡散した塵が集束する。眼鏡を掛けても無意味な程の砂嵐。音や雑念も酷い。口を開けば中に入ってくるので、話すことも出来ない。

「君ってば意外と大したこと無いんだね」

蔑んで見下した声。ある意味、失望も含んでいる。顔を拝んだ訳では無いが、彼が冷めた視線を寄越している事は容易く想像出来た。

その言葉にカチンと来た。この場所に引きづり混んだ挙句、何だか分からない砂嵐を起こし、あまつさえ馬鹿にするだと? いい加減にしろよ、この野郎。

怒りの感情が体を巡り、熱くなる。全体が心臓になったように脈動を開始。そしてはち切れんばかりに、霊圧が膨張した。なんだろ。何か卵でも割れるように、内側から壊れていく。そして――。

――バキャリ。

内部から力が湧き出して、思い切り膨張する。その衝撃波に巻き添えになる形で、辺りの塵が弾き飛ばされる。体から竜巻を引き起こしたようだ。最後には随分と綺麗な世界が広がっていた。神社の縁日。朱色の檻。そしてそこに君臨する、神擬き。呆然とするあたしに対し、彼はニヤリと笑って指さした。

今同時並行で構想しているのは、また神使えの物語。

凛も時折横切りますが、ここまで負けん気強くありません。

割と穏やか。大人のねーちゃんって感じです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。