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異世界食事処 [和楽]  作者: 作者不明
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デミムーア商会

またの名を海賊女王率いる無敵艦隊


ルビー=デミムーアという女性の話をしよう。世界最強と噂される[黒の料理人]の友人にして王国屈指の雷の大貴族でもある。そして世界屈指の大商会の長でもあり………彼女の母方の血筋にはあらゆる世界の財宝を手に入れた大海賊デスビット=マイケルの血筋がある。勿論母も海賊の一人であり世界を股にかけた傭兵であったのだが戦場で現当主マルクト=デミムーアにみそめられそのまま結ばれる。雷の大貴族としての血筋と世界の財宝を手に入れた大海賊の血筋というサラブレットは雷帝という地位まで自分を登りつめ………父の経営する商会を更なる発展をさせ現在はデミムーア商会のトップとして君臨し、若くして父母には楽をさせている孝行娘なのである。ではあるがその二つ名として[海賊女王]というのがあるのだ………それは血筋にも由来するのだが………。




「主砲発射!!!」


現代科学の粋を集めたような近代的な空母から海賊のマントをはためかせながら美しい美女ルビーは叫ぶ!!ちなみにこの空母はレイが暇つぶしに見ていた現代の軍艦雑誌を見た時余りのかっこよさに造らせたものだ。レイは分野ではないといいつつも詳細を教えてくれ魔導機械に詳しい友人の悪ノリともいえる行動でこの空母[デミムーア号]は造られたのだ。巨大な主砲がニ丁装着され副砲は十三丁。[戦闘機]と呼ばれるステルス機は13機。他にも色々実装したい装備があるのだが今時点での技術力では追いつかない部分もあり今はこの性能で動かしている。エンジンは蓄積型魔導エンジンウラノスを搭載。魔法使い三万人ほどの魔力が蓄積可能で低コストで動かせる事から軍用武器にも採用されている。




「………レイもレイですごいけどもこれを実現するあいつもすごいわ」



この知識を持っていた友人とこれを実現した友人に対して驚愕の言葉を告げる。魔導機械には詳しくはないけれどそれでもこの巨大な鋼鉄の船はとてつもない戦力になると実感している。兼ねてより自分達の軍備の備えもしており………武器作成や兵器作成は趣味でもあるのだが………何故この未完成のデミムーア号を出してきた理由は。


彼女の弟の事になる。彼女の弟はマイク=デミムーア………姉を補佐する青年騎士である。とあるマーメイドと恋をし夫婦となる。そのマーメイドは俗にいう人魚の国の姫君であろうとことか、その姫君と大事な弟の住まう人魚の国を砲撃した馬鹿な海賊達がおり………、その事がルビーに知れると同時に………この未完成ながらも異世界初の巨大空母デミムーア号が発進したのである。



「………私の可愛い弟と義妹に手を出したんだ………腹は決まってるか?ソゲル?」




実は相手の海賊の名前は近海では悪名高き海賊の一味でルビーが海に進出するまではこの海を実質支配していた。だがルビーとマーメイド姫………瑠璃との交流………また弟との夫婦の契りを機にこの支配は脱却を余儀なくされ復讐の機会を待ちわびていた。そしてルビーがとある鯛を取りに遠征する際にその復讐を弟と人魚の国に果たす事でプライドを取り戻したが………それと同時にデミムーア家の最大の激鱗を呼び起こしてしまった………。




ルビー=デミムーア、彼女は雷帝の位を貰いながらも世界を股にかける大商会の当主であり大海賊でもある。そして弱きを助け多くを護る義賊でもある。故に家族や仲間を非常に大事にする。そしてルビー=デミムーア実はもうすぐ30にあたる。幼く見える事もあってかそういう風に見える事はないし、彼氏も学生とあって同年代でもあるのだが………加えて極度のブラコン・シスコン気質でもある。弟と妹は年のほどは20ほど、10も違う。加えて弟は幼少時より両親に代わり育ててきた………故に………。




「貴様は私を怒らせた」




凛とした声と共に無詠唱の巨大な雷鳴が響き渡る。







「………青空なのにあんなに雷を鳴らしてルビーは世界征服でもするのかね」



和楽に最近出来たオープン席から海の方を見ながらジーニアスは呟く。



「………彼女そのうち軍備まで商売にするでしょうね、多分弟と妹を護るのに有用とかいって」


レイは静かに告げた。



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