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ウリエルとエンジェリングロード

(セパル こいつに悪魔の匂いするか?)

(ふぇ!?寝てないですけど、?)

セキヤが声掛けた時セパルは居眠りがバレた生徒のような反応を見せた。


(寝てることを怒ってるのではない、今俺の目の前にいるオレンジ髪のやつから悪魔の匂いするか?)

(ちょっとまってね……、いやしないけど?)

セパルから来た答えはあまりにも意外なものだった。


「テータ、自称ウリエルからは悪魔の匂いがしないって、セパルが言ってるぞ」

とセキヤはテータに耳打ちしながら、動揺してるウリエルを見つめた。


「なら直接聞くしかないでしょ、」

テータは少しだけボヤくように独り言を呟き、ため息つきながらゆっくりとウリエルに近づき


「もしかして、ドリーのこと何か知ってる感じだよね?」

「…もし、知ってるって言ったら?」

やはり、様子がおかしいほど動揺していたのは ドリーについて何かを知ってたからだと二人の予感は的中しセキヤとテータは目を合わせた。


「ウリエル、俺らはそのドリーが行方不明になったから探しに来たんだ」

セキヤがそう言いながら、近づくとウリエルは2人に向かって手のひらを突きつけた。


その瞬間、セキヤとテータの目の先に突然オレンジ色のナニカが突然現れた。

槍のような尖った物体は宙に浮いており、ふたりは咄嗟に両手を肩より上にあげた。


「…これ、やばいやつ?」

セキヤは両手をあげたまま小さな声でテータに語りかけたが、テータは黙ってゆっくりと1歩下がるように目でセキヤに訴えた。


「これ以上、近づくなら容赦しないよ?」

「そっか、困るな…俺らも遊びできた訳じゃないからさ」

テータは疲れたような声色で語りながら、ウリエルが向けている手のひらの方にしかオレンジ色の槍の物体は行かないのではないのかという憶測にかけて、足元にあった石ころを軽く蹴飛ばした。


石ころは見事ウリエルの靴に当たり、ウリエルが下の方に顔を向けた瞬間 テータはウリエルの横に走り出した。

走り始める瞬間、1度オレンジ色の槍のような物体に掠ったような感じがしたが、そのまま横に走りきれて、オレンジ色の槍のような尖った物体は実際 オレンジ色に光る矢印であることを視認しその時、テータの頭にはとある記憶がふと流れてきた。


それはオレンジ色ではないが 水色の矢印のような物体を操る存在、ドリーを誘拐したロヴという少女と結託し テータとセキヤのふたりがボロボロになるまで戦った相手 自称天使と悪魔の間にできた娘ことキルフィールだった。


あの子の光の力は天使の力とされており 悪魔ペイモンの力を使うテータと悪魔セパルの力を使うセキヤには圧倒的に不利な属性であり その事もあってか二人は完敗してしまった。


(まさか、悪魔じゃなく 自称でもなく 本当に天使か??)

テータはそう考えながらもウリエルの隙を見て背後に回ることに成功し、首につけていた トゲトゲのチョーカーを取り外し 握りこぶしに巻き付けながらメリケンサックのようにし 後ろから飛んで、その勢いで殴りかけたその時


テータの目の前に 新しいオレンジ色の矢印が現れ、咄嗟に足を前から上に振り回し後転させた。

ギリギリのところで避けれたテータは為す術なく再び地面に着地した後 両手をあげる仕草を見せた。


「手のひらは関係ないのかよ…、」

息を切らしながら、テータは自分の憶測が外れたことに関して愚痴るように呟いた。


「…なぁテータ そんな慌てることないかもよ?」

少し遠くからセキヤの声が聞こえてきて ふと見てみると、セキヤはオレンジ色の矢印を痛くも無さそうに触ったと思ったら、透けるように矢印の中に手が入った。


その状況をみたウリエルはため息つきながらもうダメだと言わんばかりに 顔を空に向けながら手のひらで覆い隠した。

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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