21話 カインは怖い
説明回なので凄く短いです。
リマリアの野郎、シリアスを十分と維持出来ないのか。
シリアスしちゃうと死んじゃうのか。お前は。
『うわっ、鳥肌やばいっ。やっぱ真面目に生きるの止めよう。うん』
リマリアは、肌をさすっている。
今の発言がさっきの発言と矛盾してるって気付いておちょくってるな。
もう一度言おうか。シリアスすると死んじゃう病かお前は!
「こいつらは、良いんだが何で我とチナミまで呼ばれた?」
チナミ?.....ああ、ちーちゃんね。
『ああ、それね元々優也君とチナミちゃん、香里ちゃんとカイン君はそれぞれ一
緒にいたからね』
「どういう意味だ?」
『私は時空に干渉するのが得意だから未来が見えるんだよねー。だからー』
「早くお・し・え・ろ」
『せめて、ボケにはツッコんでよー。まあいいけどさ。話を戻すよ、誰かさんの
せいでずれちゃったしねー』
「あ゛?」
『すんません。すぐ始めるんでその目止めて下さい』
カイン怖っ、何だよあの目。リマリアが謝るのも肯ける。
無機質過ぎてヤバいな。語彙力低いから言い表せないけど只、スッゲェ怖かった。
というか一瞬角出なかったか?
『は、話すよ。で、そもそも未来ってのは運命みたいなものなの。無数にあって
格好いい言い方をすると”それこそ砂粒のようにあるんだ”なんだけど、私は色ん
な未来を見てきた。神に殺されるのは同じなんだけど過程が違うの。優也君とち
ーちゃんが恋仲になったり、香里ちゃんがカイン君を下僕にした「おい!」何?』
「ちょっと待て、我って下僕になるのか!?」
『どの未来でも友達未満になることしかなったね、ぷっ。』
カイン、今回は同情せんぞ。
そもそも、香里が男と仲良くなる訳ないのにな。ザマァ。
「....質問。私と優也....が一緒になる未来..は?」
『なかったね。私が知ってる限り二人共が転移する未来なんでなかった。』
「と言っても俺達がいるんだが?」
『うん、だからね。これはイレギュラー中のイレギュラーで未来が存在しない未
来。運命から外れた未来なんだ。だからこそ私はこの未来に賭けるためにも、カ
イン君とちーちゃんを呼んだんだ』
そういう訳か。けど、何でこの未来だけは俺達二人共が召喚されたんだ?
いや、俺達の片方だけが召喚される方がおかしいか。
俺達が離れる訳ないし。何があったんだ?
「なるほ『とゆー訳で』今度はなんだ?」
『君達サヨナラー。そして、いってらしゃーい』
「「「「えっ?」」」」
そして俺達はまたしても転移させられた。
..................
.............
........
ことは、なかった。
『えっ!?ちょっと何で転移されないの!?』
それはそうだろう。
この数日で何回転移されたと思ってるんだ?普通対策ぐらいはとれる。
『普通って何?.....ああっ!もう!《転移》!』
こんどは、香里の対転移魔法が通じなかった。
そして、本当に俺達は転移された。
ミノタウロスの前に。
ーーー続くーーー




