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リンカーズ・オペレーション  作者: 奏楽


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1-9

街のあちこちでステータス画面を見せ合う姿や、能力をお披露目する光景がちらほらと見受けられる。


全人類がステータス画面を開けるようになり、能力者の存在が明らかになったからだ。


最初のきっかけは、ステータス画面が開けたんだが、能力の欄がブランクだった俺無能!容姿は弄れたよ☆といった掲示板やステータス画面が開けたという動画が拡散されたことだ。当然、私達はすぐに規制を入れたが…口頭で世界中に広まってしまった。こればかりは対処のしようがない。


またそれによって各地で、小規模の事件が発生するようになった。


私達はそれを鎮圧すべく日々を送っている。


「これって私のせいなんだよね…」

「はい!まだ大きな事件には繋がっていませんが…遅かれ早かれこうなる予定でした…」

「大丈夫です!先輩!!その為に私がいるんですから!全て無かった事にして見せます!」

「例え無かった事になっても並行世界的に苦しんだ人がいる。どう責任をとればいいか…」

「そうですね…私じゃどうしても後追いになってしまいます…」

「それでも抑制出来るようになってきているじゃないですか!元の世界よりはマシです!」


事件が起きたとしても、起きる前に鎮圧する事が出来ている。

能力者になかなか覚醒しないようにワクチンも全人類にこっそり摂取させた。


私達はそれでも、対処しきれない案件を担当する事になっている。

結局のところ能力者は能力者でしか対処できない。


「事件の数は日々減ってきています。これは奏楽さんたちの功績です」

「尻ぬぐいみたいなものですからね。頑張りたいと思います」

「はい!私も協力を惜しみませんよ!先輩!」

「私もサポートを頑張りたいです!」

「任せてください!私が大抵の事はなんとかしてみせるので!」


基本的に能力者の数は少ない、一般の人は容姿をちょっと弄るくらいの事しか出来ていない。

そも私達の機関で対処できない案件は、世界が滅亡しているのと同義だ。


仲間集めも順調に行えている。基本的に能力者は登録の義務を守ってくれている。

昔とは違って、ホントは誰も争いたくなどないのだ。平和な世界であって欲しいと願う。


それでも能力が暴発する者・悪用する者は必ず現れる。

それを抑えるのが私達の任務だ。


「さて、そろそろ今日の後始末に向かいますか!」


そうして、私達はその日の事件解決へと足を向けるのであった。


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