1-8
努力すれば報われる世界ならいいのにそう思いながらこう唱える。
「ステータスオープン!」
できた…この日から私の人生は変わっていく事になった。
「そろそろレベル上がっていると思うんですよね!」
「レベル??なにいっているの」
「ゲームの話ですか?」
「優希さんもゲームやるんですね!私も好きですよ」
「いえいえ、現実の話です!ポイントを割り振れる能力者がいるんですよ」
「さすがにそれは…」
「むっ信じていないみたいですね!それじゃあさっそく会いに行きましょう!」
そう言うわけで私の所に集まったみたいですね。
「マヒロさんステータスオープンお願いします!」
「構いませんよ。ステータスオープン!」
そうすると目の前に4つのステータスが現れる。
既に割り振られている優希以外の平均的な数値はどれも50
「ほんとだ…レベルが表記されている」
「ゲームみたいですね!」
「私。割り振るの好きです!」
「だから言ったじゃないですかーちなみにちゃんと能力もアップしますからね!」
「はい、再割り振りも出来るのでお好みでどうぞ!」
目の前のステータスにはレベルの他に容姿・攻撃力・防御力・素早さ・魔力・回復力・制御力・能力の項目が並んでいた。ちなみにレベルは鍛錬に応じて、上昇するものとなっています。
「私は制御力かな?勝手に目覚めさせるのを防がないとだし」
「私は回復力にします!」
「私は魔力ですね!ループの使い勝手を良くしたいです」
「私はもちろん攻撃力特化で!」
「はい分かりました!右下のボタンで割り振れるようにしておきました。」
たまに容姿を弄る方がいますね?結局元に戻したみたいですが、ちなみに私は容姿特化です。
「容姿を弄ると可愛くなるんですー先輩悩みますー」
「優良はそのままでも十分だと思うよ」
「そっか!それじゃあやっぱ魔力にします!」
「私は外に出てもちょっとくるしくなくなりました」
「これで最強にまた一歩近づきました!」
皆さんが楽しそうにしているところを見て、私も嬉しくなります。
これをきっかけに能力者がステータスを弄れるのがデフォルトになります。
奏楽のなかにステータスは弄れるものという概念が追加された結果です。
「わっ私もステータス画面オープン出来るようになりました!」
そんな会話が発生するのは近い未来。
これにより能力に目覚めているものが、自分の能力に気づくきっかけとなります。
敵になるか味方になるかそれはまだ誰も到達していない未来。




