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「けほっ、こほっ」
「大丈夫ですか?知由?」
「知由さん!私が救いに来ましたよ!」
「あっあなたは誰ですか?」
「私はオペレーターの優希!あなたの救世主です!」
パパと一緒に唐突に現れた優希さん。この日私は苦しみから解放される事になる。
私は小さいころから体が弱く、あと10年も生きる事が出来ないと宣告されていた。
それを救う方法があると優希さんは説明してくれた。私はそれを受け入れる事にする。
「奏楽。準備はいいですか?」
「あぁ問題ない。」
「行きますよーリンク!!」
私の視点が唐突に切り替わる。普段よりも高い位置を見る事が出来る。
「くるしくない!」
「良かったです!無事リンク出来たみたいですね」
「あぁだけど少し思考が追いつかないな…」
「3人で共有ですからね。まぁ慣れればどうという事はないです!」
周囲に私の肉体がないか探そうと考えた。
「あぁ肉体ごとリンクしているので、肉体は見つかりませんよ?」
ちなみにこうやって心の中で会話することも出来ます!まぁ私は声に出したい派ですけど!
違和感はないな自分で思考しているけど、声だけは別か…なぁ普段からこうしないか?
えっとあんまり思考しない方がいいですか?
いえいえ、そこは順番を守って思考しましょう。
優希の思考ばかりになる気がするな…
ふふっそれじゃあ改めてよろしくお願いしますね奏楽さん、優希さん。
「よかった無事にリンクできたようですね?」
「はい!宮司さん!ミッションコンプリートです!」
「うん、もう大丈夫みたい!」
「ほんとによかった!」
そう言って泣いているパパに抱きしめられる。
「ちょっと宮司さん!今回だけですからね!」
「まぁこればかりはな…」
「うん!パパありがとう!」
少し恥ずかしいなぁ
まぁ親だからな、気にする必要はない
そうです!泣きたい時は泣いた方がすっきりします!
そう言えばリンクって解除出来るんですか?
んー実はいつでも解除出来ます!でも病気が治るまではこのままがいいですよ?
ちょっと待って優希。リンクは解除出来ないって話だったよね?
まぁ仲良くなったんだからいいじゃないですか?そうでも言わないとリンクさせてくれなかったじゃないですか?
優希だけリンク解除して…
そんなに怒らなくてもいいじゃないですか?一瞬だけですよ?
「あー久しぶりに自分の身体だ!改めましてオペレーターの優希です!」
そういうと目の前にショートカットの可愛らしい女性が現れた。
「出れるならリンクしないでよ!」
「だって体を守るにはリンク状態が安定なんです!それにリーズナブルです!」
「ふふん、今殴ろうとしましたね?思考は解除していないので!逃げろーです!リンク!!」
「あっこら」
そう言うと目の前から優希さんが消え、楽しそうな思考が流れこんで来る。
やっぱ!ここが落ち着きますね!
落ち着くじゃない!勝手に入らないでよ!
二人とも喧嘩はめっです!
こうして私のにぎやかな生活が始まるのでした。




