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リンカーズ・オペレーション  作者: 奏楽


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1-2

私の名前は優良。私には半年ほど前から憧れの人がいる。

去年のマラソン大会の日。その人は誰よりも速くゴールへとたどり着いた。


そんな憧れの人に今、私は、肩を掴まれている。


「優良聞いてくれ、実は…」

「はい!」

「君はループの能力者なんだ。」

「はいぃ??」


予想外の言葉に変な声が出てしまう。急に能力者とか言われても、

はいそうですかとはならない。先輩大丈夫ですかと問いたい。


「試しに直近の行動をループしてみてくれ」


でも、先輩の瞳は真剣そのものだった。心の中でループと唱える。

私は、トイレの個室に移動していた。記念すべき瞬間。私はとりあえず手を洗い先輩の元へと急ぐ!!


「先輩!先輩!!出来ました!!」

「出来たって事はまさかほんとに?」

「はい!って先輩が言ったんじゃないですか!」

「いやまだ私は説明もしていないのだけど」

「でも私は先輩が肩を掴んで、真剣なまなざしで見つめてくるのを経験しています!」

「今は4時5分か…ちょうどいいな一緒にループできるか検証してくれるか?」

「構いませんよ!任せてください!ループ!!」


そういうと少しずれた場所に二人が現れる。時計を見るときっかり4時を指していた。

「すごいな…これは…」

「だから言ったじゃないですか?優良さんは役に立つって」

「誰か隠れているんですか?先輩。別の声が聞こえたような」

「あーこっちも説明しなきゃいけないのか…」

「初めまして私はオペレーターの優希!」

そういうと勝手に動かし、優良の手を握りながら、そう告げる。

「まぁそういう事だ。ここにはもう一人いる」

「なるほど、それが先輩の能力ですか?」

「いや…私は君が能力者に目覚めた原因というか…優希頼む」

「はい!お任せください!!」


そういって経緯を説明していく。


「なるほど、先輩のお手伝いをすればいいってことですね!」

「あぁ頼めるかな」

「構いませんよーなんせ先輩は私の憧れの人ですから!ふふっ」

「憧れ?」

「まぁそれは機会があれば説明しますね!とりあえずなにから始めればいいでしょうか?」

「そうですねーおそらくループには制限があるはずなんです!それを検証しましょう!」


何日かの検証の結果分かったことは00:00まで一日3回まで遡る事が出来るという事だった。


「授業とか聞き飽きましたーー友達も同じことを言いに来るし」

「それは!なんというか…ご苦労様」

「でも能力を把握出来て良かったです!」

「宝くじとか買ったら大金持ちですね!私!先輩行ってみましょう」

「当面の資金を確保できそうですね!行きますよ奏楽」

「分かった。こうなったら活用しよう」


数日後、大金を得た私達は、まず一緒に暮らす事にした。

近くにいた方がなにかと便利ですからね!


「これが先輩と私の愛の巣!」

「私もいますよー」

「よっと、とりあえず荷物は一通り運び込めたかな」

「はい、大丈夫です!」


3LDKの間取りにそれぞれ先輩と私の部屋を別けた。正直ずっと一緒にいられる優希さんが羨ましい。

残りの一部屋は来客用に整える事にした。


「とりあえず拠点も手に入れた事だし、乾杯と行きましょう」

「そうですね!乾杯!」

「この量はさすがに頼みすぎじゃないか?」


目の前にはデリバリーサービスを利用した料理が所狭しと並んでいる。

「そんなことないですよ!先輩二人分は食べるじゃないですか?」

「そうなんだよね…優希とリンクしてから大食いになって…」

「任せてください!私はいくらでも食べられますよー」


こうして先輩と私は協力関係を結ぶ事になったのだった。















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