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side:魔王
「初めまして!私はオペレーターの優希です!」
唐突に私からそんな声が聞こえる。
「なにものですか!?」
私の身体が支配されている事に恐怖を覚える。
「あぁーそんなに怖がらなくても平気ですよ?一度お会いできませんか?ダンジョンマスターさん!」
バレる可能性は考えていた。でもこのような形でコンタクトを取られるとは想定しなかった。
私は指示に従い、自室からダンジョンへと赴くのだった。
約束の場所にたどり着く。
「さっきぶりです!私がオペレーターの優希です!」
そう言いながら一人の少女が駆け寄ってくる。
「初めまして…私はマオです。」
「私は奏楽。」
「私は知由です!」
そこで私が呼び出された経緯を説明される。
どうやってこの世界を制御しているのかという話題に繋がる。
能力に目覚めた私はまずテスト用のダンジョンを制作しようとした。
だが、能力は発動しなかった。そこで試行錯誤して辿り浮いたのが設定集を制御するという方法だった。
世界を制御しているのではなく、あくまで設定集の制御の副産物として世界は構築されている。
私は設定集を制御して昼夜逆転を実現して見せる。
「なるほど…こんな方法が!」
「奏楽!これなら私達も制御できるかもしれません!」
「すごいです!一瞬で昼夜が逆転しました!」
私は相談を受ける。奏楽さんも似たような能力を持ち、一つ試したい事があるという。
そこで私は奏楽さんにメモ書きとネット接続のスキルを付与してあげる事にした。
奏楽さんの手元に書かれているのは「自分の実現目録」というタイトルのメモ書きだった。
そこにこの世界の昼夜逆転と記載すると世界が上書きされる。
「出来た…私にも制御できるんだ」
「すごいです!これで世界は救われます。」
次に昼夜逆転の文字を消すと昼夜が元に戻る。
私の世界を壊すかもしれない存在。私は敵対するべきか思考する。
「奏楽さんはそんなことしませんよ!」
「申し訳ない。勝手にもう弄ったりしないので」
「はい!奏楽さんはいい人です!」
私は一応信じる事にする。だけどこの世界を脅かした場合、本物の魔王になる所存だ。
こうして神と魔王の邂逅は果され、世界はより良い方向へと導かれるのであった。




