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リンカーズ・オペレーション  作者: 奏楽


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私が私がもっと世界を楽しくするんだ!


能力者に目覚めてから私はほとんど眠らずに膨大な資料を集め、ある設定集を作り上げた。


それがみんなの為になると信じて、この能力で世界は一変する。混乱は大きなものとなるだろう。


それでも私は魔王になる事を選んだ!


「さぁ世界を楽しいものにしよう!」


そうして、最後の反映ボタンを押下する。


達成感から、今までの緊張が嘘のように薄れ、私は眠りにつく。


その日、世界中にダンジョンが現れる事になった!


「突如として世界中にダンジョンが生まれました。調査員を向かわせている最中です!皆さん安全の確認が取れるまで、ダンジョンに近づかないでください。」


そういったニュースがネット上にあふれかえっている。


安全な設定で配慮はしたが、安全の確認は確かに取れていない、世界がどうダンジョンを扱うのかはまだ分からない。国によっては、既に好意的に受け入れている国もある。モンスターからとれる魔石は万能な資源となるように設定している。


魔石の流通が始まれば、日常生活にも魔法が取り込まれる事になる。遅れをとるわけにはいかない。

それだけ、人類から熱望されているものでもあるのだダンジョンは。


とりあえず、前提として、ダンジョンの入り口にはこう記しておいた。

①モンスターから取れる魔石は万能な資源となる。

②ダンジョン用のステータスが用意されている。

③魔法が使えない人でもスキルを覚え、ダンジョン限定で遊ぶことが出来る。

④武器・防具はダンジョン限定で存在を許されている。

⑤痛覚は通常の1/10

⑥損傷はHPが代替し、尽きると入り口に戻される。

⑦みんな仲良く楽しく遊んでください!ダンジョンマスターより。


そう私が目指したのは娯楽としてのダンジョン解放。

なによりも自分が一番遊びたいと思っている。最悪、自分専用ダンジョンを作る予定だ。


独り占めしようと思えば出来た。でも私は同時に遊べるようになる事を願っている。


ステータスを楽しそうに見せ合う姿が、私には平和に見えた。

それを私も成したいと考えた。


世界は私の目論見通りに動く事になる!私が真に魔王になった瞬間だった。


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