旅立ちの日
クレアと村の門へ行く最中死体がないことに気づいた。
がマルクスたちが全員の墓を作ったらしい。
あとで感謝しないとなと思いつつ、僕はクレアと雑談をしながら歩いた。
門に着くとすでにマルクスの姿があった。
「ああやっときたか。」
「ごめんね、シャルは、、、」
「ああきていないよ。くるかもわからない」
そう言って暗い顔をしてそのあと言葉を続けた。
「なあもしシャルが来なかったら、俺はこの街に残ろうと思う。僕たち全員が出て行ってしまったら彼女を一人にしてしまうからな」
「そうだなよろしく頼むよ」
少し寂しいが、シャルを一人この村に残すわけにいかないしな。
3人で10分ほど待った。
「来ないか、、、」
「そうだな、、」
「じゃあシャルをよろしくな」
「ああカミーユも頑張れよ!」
そんな会話をしている時だった。
「待ってーー!」
そう声がして、振り向くと走ってこちらへ向かって来るシャルの姿があった。
「「シャルル!」」
僕は心の中で安堵した。一人でクレアを守れる気がしないしな、、
それだけじゃない。僕もやっぱりみんなといたい。
「私を3人で先行ったら私一人になっちゃうじゃない」
「ごめん、でもシャルが来なかったらマルクスを置いて行くつもりだったから」
「いろいろ悩んでたんだけどやっぱりみんなでいたいんだもん、、」
そう上目遣いで言った彼女に頬を紅潮させたのは僕だけではない。
ちなみに僕たちはまだ復縁できていない、、、
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僕たちは地図を確認しながら作戦を確認した。
「第一回クレアをアリス王国まで無事連れて行こう会議ーーーはい拍手ー」
そう言うと、マルクスとシャルがまばらに拍手をした。
「まず今いる村がミリス村です。えーとアリス村までは馬車を使えば一月くらいですが、僕たちは馬に乗れません。」
僕は普段と口調を変えてそう言った。
「でも馬を連れているじゃない」
「はいいい質問です。シャルルさん、これは非常食です
「え、、、」
二人は困惑していた。うん確かにかわいそうだが
「まあ食料は持っていきますし、行く道で調達はします。本当にいざという時です。馬は雑草食べてればいきていけますしね!」
二人は何か気に食わない顔をしていたが言葉を続けた。
「はい話を元に戻します。歩いて行くとなると相当かかると思われます。しかもクレアがいるから長い距離歩けません。だから次向かう場所は一番近くの、ガリア村です。ガリア村までは歩いて三日から四日でしょう。異議ある人いますか?」
「一ついいかな?」
「はい。シャルルくん」
「ここからもっと奥なんだけど、私の故郷があるの。だいたいこの村とアリス王国の真ん中くらいに、その村におじいちゃんとおばあちゃんが住んでるからそこを経由しましょう。」
「わかりました。他に何かある人はいますかー?」
そう言って二人を見ると二人とも何もなさそうだったので僕は叫んだ。
「ではしゅっぱーつ」
僕は笑顔でそう言っていたが、心の中は不安でいっぱいだった。
きっとみんなもそうだろう。
不安を抱いたまま。ガリア村へと歩き出した。




