2018/6/12_19:04:41
マルクスと殴り合ってから1日後、僕はみんなを呼び出した。
「まず色々話す前に、みんなに言いたいことがある、色々ごめんなさい。みんなも辛いのに、、、僕は最低だ」
僕はシャルとマルクスに頭を下げた。
「顔を上げてよ。私は怒ってないよ。それはあんなこと言われて辛かったけど、カミーユが辛かったのもわかるし」
そう言ってくれたシャルの言葉に僕は心が痛くなった。
「俺も殴って悪かった。反省してる」
二人とも優しいし、強いな、、、それなのに僕は、、
この数日で自分のことが完全に嫌いになっていた。
そんな僕を彼らは好いてくれた。その事でさらに自己嫌悪が増した。
「ありがとうございます、皆さん」
「さて、これからのことだけど、、僕はクレアを父さまのいるアリス王国のまで連れて行こうと思っている。」
彼らは真面目な顔をしていた。
「俺もそれがいいと思う。この村にはもう誰もいないしな、、」
その言葉で場に暗い空気が漂う。
「それでなんだが、僕だけじゃクレアを守れる気がしない。二人ともついてきてくれないか?」
数秒間沈黙が続いた。
「俺は行くよ!カミーユについて行く」
「私は、、ちょっと考えさせて、、」
「ああ、わかった、、」
「じゃあ五日後に村の門に出発だ!」
こうして五日後にアリス王国に行くことになった。
しばらく作戦会議をした後マルクスが出て行き、シャルと二人っきりになった。
「、、、、」
「、、、、」
気まずい、、、何を話したらいいかわからず言葉が出てこない。
しばらく沈黙が続き、僕は口を開いた。
「、、シャルル、、さん、、」
「私さっきは怒ってないって言ったけど怒ってるから。」
彼女は僕を睨みつけながらそう言った。
「ごめんなさい」
「そりゃあね、カミーユが辛かったのはわかるよ。目の前であんなことがあったから仕方ないとは思う」
「、、、」
「でも私はね、頼って欲しかったんだよ?支えたかったんだよ?なのに、、ねえ私のこと好き?、、」
僕は返す言葉がなかった。今更何も言えない。
「何も言ってくれないんだね、、、私はね、君がバケモノなんて思ってないよ?確かに君が盗賊を殺してた時は怖いって思ったけど、君が優しい人だってことを知っているから、もう怖くない」
それを言われても、返す言葉が見つからなかった。
彼女は深いため息をつき、その場から去っていった。




