30 絶望
教室から逃げて走っていて、道端で座り込んでいると、シャルと、マルクスが追いかけてきたが僕はまた走ってそれを撒いた。無我夢中で走っていると森についた。
「ああここにさえ来なければ、みんなは平和に、、、」
そう呟いて俺は気を失った。
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暗い世界に来た。
「やあしばらくぶりだね」
そう言った三つ目の男はニタニタ笑った。
「それにしてもひどい顔だね。顔から希望の色を全て抜いた顔をしてるよ」
(そうかもな)
「うーん調子狂っちゃうなー」
(なあもし森に入っていなかったらどうなっていたんだ?)
「そんなことを聞いて何か意味があるのかい?あったかもしれない未来なんて知っても絶望が増すだけだよ」
(いいから答えろよ)
「やれやれ、今日の君は強欲なのに傲慢だね。まあいいよ教えてあげるよ。平和に暮らしていた。少なくとも今日はこの村で死ぬ人はいなかった」
そうかやっぱり身から出た錆か
(俺のせいなのか)
「だから言ったじゃないか。知っても絶望が増すだけだって」
(もういいや。俺を殺してくれ)
「それもいいけど、彼らを助けなくていいのかい?」
(彼ら?)
「マルクスとシャルルさ。それに君の家族」
(どういうことだ、、、)
「君を見失った彼らは、君の家に行ってね。でも君の家には盗賊の中がいる。そこで捕まっている君をおびき出すためにね」
(僕が行って助けられるのか?)
「それで僕が無理と言ったら、君はいかないのかい?」
(行くに決まってるだろ。)
「それでこそきみだ!じゃあ頑張ってね」
そう言われて僕は眠りから覚めた
僕は走った。家族と友達がいる家に一直線で走った。
それにしても静かだ。この時間に誰もいないのか?
そう言って走ると何かに躓いて転んだ。
後ろを見るとしたいが転がっていた。
「マリア、、さん、、、」
マルクスの母親の死体がそこにあった。
「あ、あああ」
心が折れかけた。
しかし友人と家族のことを思い出して、なんとか踏みとどまった。
また走って、走って走って走って、僕は家の前に着いた。
族の数不明、作戦を立てようにも立てられない。
僕はこっそり裏口から侵入した。
リビングの方から声が聞こえる。
声からするに人数は5人かそれ以上。そこにみんないるはずだ。
リビングの入り口に立ち、僕は自分の体にエンハンスをかけて、ドアに入った。
その中には盗賊五人と家族と友達の姿があった。




