29 バケモノ
「ああ君か、まあ知っていたんだけどね?カミーユ・グリモアールくん色々調べたからね」
「知っていた、、、」
「うん知ってた。出てくるまで反応をみようと思ってねー。あとは人を殺したいからかなー。」
彼はケタケタ下品な笑い方をしてそう言った。
「質問していいか?」
「うんいいよ」
「お前たちは何者だ。俺が赤い目だとなんで知っている。」
「あーうん。教えてあげよう。と・う・ぞ・く、君のことを知ったのは数年前、君が森にいた時、僕たちの仲間が発見してね。最初は普通の子だったがオーガに殴られたあと目が赤く光ったって。赤い目の悪魔はバリス王国に高く売れるって噂があるからね。何年も計画を立てて、捕獲しにきたってーーわけよ。」
彼はふざけた態度を崩さない。
「俺が素直に投降したしたらこの村の人に手を出さないと約束してくれ」
「いいよ、約束約束、約束は好きだ」
そう言ってその男は僕に手錠をかけて、それを受け入れた。
手錠をかけた後、彼は口を開いた。
「はい皆殺しにしまーす」
クラスがどよめいた。
「手を出さないって約束したじゃないか!!」
「約束は破るためにあるんだよ。知らないの?どれから殺そうかなーー。あそうだ。君が手をあげるときに止めた。あの子にしよう。殺したときに君はどんな声で泣くのかなーー?」
「やめろ!!やめてくれ!」
「それが人に物を頼む態度かい?」
「やめて、ください。お願いします」
僕その場で跪き土下座をした。
「はい、ダメーーーー」
そう言って男はシャルを切りつけようとした。
「やめろーーーーー」
「はははは。ぶご。」
切りつけようとした男は吹っ飛んだ。
「修行していてよかったよ」
そう言って男を殴り飛ばしたのはマルクスだった。
「何!?貴様」
もう一人の男が剣を抜こうとした。っが抜けなかった。
「いけ小鬼ちゃんたち!!」
シャルがそう叫ぶと小鬼がその男を気絶するまで殴った。
「大丈夫かカミーユ」
そう言って彼は気絶した男から鍵を取り出して、僕の手錠を解除してくれた。
「ありがとう」
最初にきられた少年名前は確かトニーだ。近づくとすでに息をしていなかった。
彼の近くに一人の少女がいた。彼女は泣きながらこちらを睨んでいた。
そんな目で見るなよ。周りをみると他の子達も僕のことを睨んでいた。
「バケモノ!!お前のせいで!!トニーは死んだんだ」
そう僕を責めた。
違う、俺のせいじゃ、ない。
なんのために僕は力をつけたんだ
僕は教室から逃げた。
後ろからマルクスとシャルが僕の名前を呼んだが僕はそれに答えなかった。




