25話 それぞれの修行
家に帰ると合宿が始まった。
内容はこうだ。腕立て伏せ、ランニング、素振りをいつもの2倍行った。この時点で疲れ切ってしまう。
30分ほど休憩を挟みその後模擬戦を行う。その日から模擬戦は木剣ではなく、真剣で行う。
クリフは本気で僕を殺す気できた。もっとも本当に殺すわけではなく寸止めだ。
エアリスは隣で僕たちの様子を見つめており、怪我をするとガガが治癒魔法をかけてくれた。
日中はずっと模擬戦、休憩、模擬戦、休憩の繰り返しの過酷なものだった。
合宿中盤に入ると僕は西武流と東武流、共に中級になったときにクリフに一つお願いをして見た。
「父さま、北武流と南武流も教えてください」
「理由を言ってみろ」
彼は僕をにらんで、少し気圧されたが、理由を言った。
「その二つも取り入れれば、戦術に幅が出ると思うのです。」
「そうか、だがダメだ」
「なんでですか!!」
「理由は二つだ。お前の西武流と東武流が発展途上だからだ。筋もいい、だがここで違う流派をかじると、全てが中途半端になって器用貧乏になるだけだ。だから今やっている二つが上級になるまでは許さない。
もう一つは俺が北武流、南武流共に、教えられるほどの実力がない。そうだなもしお前がこの村から出ることがあったら、アリス国のナターシャというところにいけ。」
そう言って教えてはくれなかった。
夜になるとガガの魔法講義が始まる。エアリスは孕婦なのであまり魔力を使えないらしい。エアリスは高いランクの魔法を教えてくれなかったが、ガガは僕の覚悟を知って、高ランクの魔法を教えてくれた。火属性魔法も問題なく使えるようになった。
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マルクス視点
俺は何もできなかった。シャルルを治癒魔法で直した後、カミーユとオーガの戦いを見ていることしかできなかった。しかもカミーユはもっと強くなる気らしい。
俺も強くならなくてはならない。カミーユの友達として恥ずかしくない程に、、
そう思って僕は父さんに拳法を教えて欲しいと頼んだ。
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シャルル視点
私は助けられてばかりだ。カミーユやマルクスに、、
このままじゃダメだ。カミーユは私を守るために強くなると言っていたが、私はカミーユを支えないと。
支えるために何が必要か考えて、治癒魔法を極めて、彼を支えようと決めた。
この村の病院の院長は有名な治癒魔法師らしい。私は病院の門を叩いた。




