19話 シャルル・デーモン
シャルル達と遊ぶ日の朝、僕は寝不足の目を擦りながら、待ち合わせ場所へと向かうと、道中にシャルルがいた。
「シャルルさん、おはようございます」
「カミーユ、おはよう」
彼女は明るい笑顔でそう言った。
「今日も帽子かぶってるんですね。もう一人の子も気にしないと思いますよ」
「村の子は変な目で見てくるから、、、ん、もう一人の子、、?」
「あれ、言ってなかったでしたっけ、マルクスって言って君もあったことありますよ。昨日昼に僕といた子です」
「聞いて、ない」
そう言って彼女は眉を顰めた。
おや?シャルルがとても不機嫌だ。なぜだろう。
「何か怒ってます?」
「怒って、、ない」
いや絶対怒ってますよね。お姉さん。
待ち合わせ場所へ向かう道中、彼女はしばらく口を聞いてくれなかったが
「敬語、、、」
「ん?敬語ですか?」
「その敬語やめて、、私のことシャルって呼んでくれたら許して、、あげる」
彼女は頬を紅潮させてこちらを見て来た。おお可愛すぎるだろおい。
「わかったよ、シャルル、、」
僕の顔が熱くなっているのがわかったが、彼女は嬉しそうにうんと答えた。
待ち合わせ場所までしばらくあったので、シャルのことを聞いた。
どうやら彼女はお父さんが鬼族でお母さんがエルフのハーフだがエルフの特徴は目だけを引き継ぎツノや髪色は鬼族の血を色濃く引き継いでしまったらしい。
そんな話をしていたら、待ち合わせ場所についた。
すでにマルクスは到着していた。
「おはようございます。待ちました?」
「おはよう今来たところだよ」
っと恋人みたいなやりとりをした。
「紹介するよ。彼の名前はマルクス、僕の友人さ!顔は少し怖いですが、いい子ですよ」
「よろし、、くです。昨日は、ありがと、、うございました。」
そう言われマルクスは少し照れ臭そうにしていたが、僕は紹介を続けた。
「こちらはシャルルです。鬼族とエルフ族のハーフです。」
お互いの紹介を済ませ、僕たちは何して遊ぶかを考えた。
「いつもは、、何して遊んでるの、、?」
「いつもは遊ぶというか、空き地で魔法の練習をしているよ」
「私も、、それ、、したい、何も言わない、、で魔法撃ってみたい」
無詠唱は、両親曰く、魔力消費が激しくて使える人がいないらしいが、コツさえつかめば魔力消費量を抑えることができる。
その日から、魔法練習にシャルが加わった。




