10話 初めての友達
稽古が終わると風呂に入って朝ごはんを食べる。
その後、昨日クリフからもらったカラコンをつけた。
そう今日は初めて学校へ行く日だ。
初登校は、エアリスがついてきてくれた。
「カミーユ、学校は楽しみ?」
「はい楽しみです!!」
そうは言ったが、不安もあった。目のことバレたらどうしようとか、嫌われたらどうしようとか
「そうよかったわね。友達たくさんできるといいわね」
彼女は優しい顔をしてそう言った。
その後、彼女と他愛の無い話をしながら学校へ向かった。
学校へ着くと先生と呼ばれる人に挨拶をした後、エアリスは頑張ってねとだけ告げて帰っていった。
その後先生からこの学校について説明を受けた。
先生と呼ばれる人は、私の名前はミーアという名前だということ。
まずこの学校には200人程度の人がおり、6学年に分けられているといこと。1学年3クラスほどあること、
ある程度説明を受けてじゃあ行くわよと言って僕の手を引いた。
「ここがあなたのクラスよ。私が合図したら入ってきてちょうだい」
そう言われて、彼女は教室に入って言った。しばらくすると、先生に呼ばれたので教室に入った。
教室に入るとそこには同い年くらいのエルフが10人ほどいた。
「ええ今日からみんなと一緒にお勉強をするカミーユくんです」
そういうと先生はほら自己紹介しなさいと言った。
「カミーユ・グリモールです。これからよろしくお願いします」
するとクラスメイトの質問責めが始まった。
どこに住んでいるの?とか趣味は?とかそんな質問だ。
そんな感じでホームルームが終わり、僕の学校生活が始まった。
授業の内容は国語、算数、歴史、魔法、体育があり魔法の授業が重点的に行われる。
昼休みに入り、僕は隣の席の男の子に話しかけた。
「一緒にご飯食べませんか?」
僕は勇気を振り絞ってそう言った。
彼はびっくりした顔をした後うんっと頷いた。
エアリスに持たされてた弁当を出して一緒にご飯を食べた。
「僕はカミーユ・グリモアールです。よろしくお願いします。」
「俺はマルクス、、、マルクス・アンダーソン、、」
会話が弾まない、こういうものなのか?
「よろしくお願いします。マルクス!」
するとしばらく沈黙が続いた会話が弾まない、こういうものなのか?
それとも何か失敗したか?
そう考えていると彼は不安そうに質問してきた。
「君、僕のこと怖く無いの?」
と言った。
「怖い?何がですか?」
「俺、他の子と比べて、体大きいし、目つきも悪いんだ」
確かに体は大きい、目つきは、、長いかみで見えない。
「顔を見してもらっていいかな?」
「う、、ん」
そう言って彼は不安そうに長い髪の毛を掻き上げて、顔を見してくれた。
彼の顔は目つきが悪かったが、それ以外は端整な顔をしていた。
なるほど子供は恐そうだ。
「確かに少し目つきが悪いですが、僕は気にしませんよ」
そういうとマルクスのパアッと顔を明るくした。
「ありがとう、、、」
そういうとまた会話がなくなった。しかし嫌な気はしなかった。
おそらく、僕と同じで目についての悩みがあったからだろう。
そんな感じで僕に初めての友達ができた。




