9話 稽古
「おい、起きろ、カミーユ」
そう言って僕はいつもより早い時間にクリフに起こされた。
「父さま、おはようございます。どうしたんですかこんな早くに。」
「どうしたじゃない。今日から剣の稽古をすると、昨日行っただろう?」
彼は呆然とした表情をしてそう行った。
「そうでした。今から準備します」
そう行って僕は眠たいをこすりながら、支度をした。
支度をしたのち、僕はクリフと共に庭へと向かった。
庭へ着くと彼は質問をしてきた。
「なぜ剣術を教えると思う?」
「自分を守るためです」
「うむ。確かにそれもあるが、だれかを助けるため、大事なものを守るためだ」
彼は真面目な顔でそう言った。
「大事なもの、、?」
「そうだ。エアリスやガガ、それにお前がこれから学校で知り合った友達を守れるようになるために俺は剣術を教える。
そして力を身につけたからって言って、それを見せびらかしたりしてはいけないよ。能ある鷹は爪を隠せ」
「能ある鷹は爪を隠せ、、?」
初めて聞いた言葉だったので僕は質問をした。
「そうだ。俺の前の世界のことわざで本当に力があるものはそのことを誇示したりしないという意味だ。」
「わかりました。もっとも僕には能はありませんが、、」
「はあ、、これからの話をしているんだ」
クリフは呆れた顔でそう言った
それから稽古が始まった。
稽古内容はまずは庭をただひたすら走る。その後筋トレという運動をする。それが終わると誕生日にもらった剣をクリフに合わせて振り方を教わる。それでその日は終わった。
実際にクリフと戦わないのかと聞いたがそれはもっと基礎ができてからだと言われた。
そんな感じで朝の稽古は終わった




