挙式
〈ハナside〉
エージェントルームのクリスマスパーティーも終わって、翌日は、高校のイツメンとパーティー!
と思ったら、由紀やあみ、ナナたちもいた。
…どうやら、文化祭のときに仲良くなったらしい。
…総勢14人。
私の家には人数が入りきらないので、レンの家に場所を変更して行われた。
皆でプレステやwiilをやったり、ジェンガをやったりして、かなり楽しかった。
…25日は、私とミツで、久々にデートした。
水族館かーらーの、池袋ナムコナンジャタウンへ行った。
…池袋を満喫しすぎて、帰りがかなり遅くなってしまったため、ミツの家に泊まらせてもらった。
…そして、朝起きると、枕元にクリスマスプレゼントらしきものが…
そっとリボンを解いて箱を開けると、中には可愛らしいピンクゴールドの指輪が…。
よく見ると、隣で寝ているミツの左手薬指にも同じものが。
水族館デートのときに内緒で買ってくれてたイルカのキーホルダーに、ペアリングにって…
いっぱい、プレゼントもらったね。
…嬉しすぎる。
「ミツ…大好き。」
そぉ言って、隣のミツの頬にそっと口付けた。
「言わなくても…知ってるからね?」
ミツ…起きてたの?
そしてそのまま…朝から2人で愛し合った。
付き合ってから初めて1つになれて…繋がったとき涙が出た。
ずっと大好きだよ?
…そして年が明けると、某アイドル事務所カウントダウンwith美麗からのクリパメンバーでの初詣!
お賽銭、100円しか入れてないのに、
家族とイツメンの安全と健康、ミツとずっとずーっと一緒に居れるようにって願った。
こんなお願い、100円じゃ足りないかな?
でも…きっと叶えてくれるよね。
お参りした後は、各自解散になった。
…家に帰ると、大量の年賀状と一緒に、
「結婚式のお知らせ」が届いていた。
…伊達さんと明日香さんからだっ!!
式の日時は、1月18日。
横浜にある某ホテルで行われる。
…伊達さんと明日香さんの誕生日を足した数字の真ん中が「18」だからなんだって。
-結婚式当日。
受付を済ませて、伊達さんを探す。
今メイクアップを終えた明日香さんと写真撮影をするところだって、忙しそうに走り回っていたけど、幸せオーラ全開だった。
数十分後、式が始まる。
某気象系グループの「Be with you」と共に、明日香さん登場。
元々清楚な印象の明日香さん。
白いウェディングドレスがとてもよく似合っていた。
「ここで、新婦様のご希望により、蒲田 華恵様にリングガールを努めていただきます。
…蒲田様、前へどうぞ。」
「えっ!?わ…私?」
リングガールって…何すればいいの?
戸惑っていた私に、志穂さんが耳打ちしてくれた。
「新郎のところに歩いて行って、婚約指輪が入った箱を渡すだけよ。」
「あっ…ありがとうございますっ!」
私は、伊達さんに小声で
「おめでとうございます」
と言いながら箱を渡した。
「ありがとう。」
と言って、優しい笑顔を向ける伊達さん。
タキシード、よくお似合いですよ?
「…ありがとうございます!
リングガールを努めました、蒲田様に大きな拍手をお送り下さい!」
拍手の中、急いで席に戻って、一息つくために、そばに置かれていた麦茶らしきものを飲んだ。
「緊張したぁぁ~っ!
って…苦っッ!!」
どうやら、麦茶ではなくてコーヒーだったみたいだ。
「コーヒーと麦茶、普通間違えるかよ。
……バーカ。」
ミツ…ヒドい…っ…
そんなこと言わないでよ…
半泣きになっていると、ふいに唇に柔らかい感触が。
周りにバレないよう、紙ナフキンで隠しながらキスしてくれてた。
「これで少しはマシ?」
「うんっ♪」
室長により祝福の言葉。
「俺が仕事や出張で忙しいときに、俺の代わりになって手早く、色んな仕事を終わらせておいてくれていた徹と明日香なら、きっと最高の家庭を持てると信じています。
これからも最高の社員として…よろしくお願いします!
そして、結婚おめでとうございます。
…末永くお幸せに。」
室長が言い終わると、2人とも泣いていた。
…本当に、おめでとうございます。
…伊達さん。
…明日香さん。




