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第6話 耳の中を舐められる経験はレアすぎる

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「おまたせ。

 なにを聞いてるの?」


前の席の友達が職員室から帰ってきた。

課題を出していなくて怒られに行ってくると聞いていたけど、まったく堪えてないみたい。


「はまってる歌があってね。

 ループで聞いちゃってる」

「へえ、どんなの?」


ワイヤレスイヤホンの片方を外して渡す。

聞いてみて聞いてみて、一緒にはまろうよ。

受け取った友達はイヤホンを顔に近づけた。


「ぺろっ」

「……」

「あー、これね。

 ショートで聞いたことある」

「まてまてまて、普通に感想言うな。

 なんで最初に軽く舐めた?」


ひえええと背筋がぞわぞわする。


「え?だめだった?」

「なぜ許されると思った?なぜ許されると思った?」


大切なことなので二回言った。



--次回予告--

私のことが好きなの? 編

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