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第5話 下着の色を電話で聞かれた真夜中

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「はあはぁひゅーひゅー」

「……」

「デュフひゅーぬちゃ」

「……」


スマホから聞こえてくる前の席の友達の声。

時間は深夜一時を過ぎていて眠くて仕方ない。

意味がないのならもう切らせてほしい。


「あのさ、この真夏の不審者ごっこって何が楽しいの?」


お風呂上がりでのんびりしていたのに、ねっとり絡まれるこの不快感。

隣りにいるのならビンタの一つくらいしていたかも知れない。


「ほんと気持ち悪い」


私の感情が全力で乗った言葉。

お願いだからもう切らせて。


「その心底と嫌そうな声がたまらない」


ああ、知っていたよくそったれ。

何ひとつ私に得することなんてないって。

いまなら上限解放で侮蔑をあげれるわ。


「おじょうちゃん、今どんなパン……」


ふと自分の下半身を見た。


「履いてない」

「え、どういう意味?」

「何も履いてない」

「……おん?」


--次回予告--

イヤホンぺろぺろ 編

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