第46話 二の腕が胸と同じ柔らかさは本当
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「ねえ、二の腕を触っても……」
「絶対に嫌」
学校からの帰り道、前の席の友達が会話の流れをぶった切って急に聞いてきた。
内容的に最後まで聞く必要なんてなくて、即座に否定&拒否。
「なぜかしら?二の腕よ?
その半袖から覗いていて隠してすらいない箇所よ?」
確かにそうだけど、見えているから触ってもいいが通用するなら大変なことになる。
体育でたまに見えるお前のヘソに指突っ込むぞ、喜びそうだけど。
「どうせあれよね、二の腕と胸は同じ柔らかさとかいうやつ」
私の言葉に首を傾げている。
だよ?だから触らせて?
本気でそう思っていそう。
賢いはずなのに、人として非常に重要で肝心で何よりも頑張って身に着けてほしい、”常識”が欠落してる。
「知っているなら良いじゃない?」
「なんで今のやりとりで許可をもらえると思う?
胸と同じ柔らかさだから腕を揉んでいいよ、とかただの痴女じゃない」
「そんな君も私は好きよ」
「そんなの私が私自身を嫌いになるわ」
隠すように自分の二の腕を触ると、ひんやりとしてたぷたぷ。
いくらなんでも胸はここまで柔らかくはない。
自分で確認しておきながら、立派な二の腕にちょっと傷つく。
腕立てとかしたら変わるのかな。
モミモミしながら夜にやろうと決意する。
「だいたいさ、胸と同じ柔らかさ説が本当だとしたら」
友達の細い腕を見る。
健康維持でランニングをしてるらしく贅肉がなくてほっそり。
なんとも揉みごたえがなさそう。
ちらっと視線を横に向けると、もうひとつ揉みごたえがなさそうな平たい場所が。
「あれ?その説当たってる?」
「どこを見てそう言ったのか予想できるけど、不愉快ね」
-次回予告-
ベッドの上で挑発
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