第42話 友達 VS 神様
【毎日更新】フォローして更新をお待ちください
「昨日さ」
前の席の友達がしかめっ面で、口をもにょもにょしながら話しかけてきた。
不思議な表情してるな。
「チャリティーバザーのボランティアしてきたの」
「へえ凄いね、偉い」
「でしょ」
ちょくちょくそういう事をしてるのは聞いてたけど、普通に尊敬。
「でもそのおかげで頭が痛いのよ」
「疲れてとか?」
「そうじゃなくて神社の講堂借りて行われたから」
「……ん?」
何を言ってるんだろう。
神社と頭痛の因果関係が繋がらない。
「神社って行くと頭が痛くなるわよね?」
「ならない」
「どう言えばいいのかしら、頭がきゅーってするみたいな感じが」
「しない」
「私だけ?」
「あんただけ」
人類共通と思っていたのだろう、目を白黒している。
そんななるの、神様に怒られるような邪悪な人だけなんじゃ……お前のことか。
「おみくじって大体が凶よね?」
「見たこと無い」
「お守りの紐って切れやすいし」
「10年以上同じのぶら下がって」
「私だけ?」
「あんただけ」
あれだろうか、普段の行いが悪すぎて神様が仕事を頑張っちゃってるのかな。
真人間にしようとしているんだけど、友達の魂が反発してしまってるとか。
目の前で神様と戦っている少女がいると思うと、なんか胸熱。
「なぜ私の顔をまじまじ見ているの?」
「どっちを応援すべきか悩んでいて」
「は?」
「よし、友達だしあんたを応援してあげる」
「は?」
-次回予告-
メガネ美少女って良いよね、あと三つ編みも
【毎日更新】フォローして更新をお待ちください




