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第37話 意外と初めてのデート④ エロ映画じゃないか!

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映画が始まってしばらく、長い予告が終わって物語が動き始めた頃。

私は画面を直視できず、両手で視線を隠しながら困っていた。

待ってほしい、なんでこんなにエッチなシーンが続くんだ、もうそっちの動画じゃないか。


そういえばこの映画は、こいつが見たいと言っていたやつだった。

騙されたと横を見ると、スクリーンなんて見ていない友達と目があった。

上映中になぜこっちを向いてニヤニヤしているのかな?


それから数分間、恥ずかしい声を聴きながらねっちょりとした視線を向けられる。

お金を払って私はなにしてるんだろう。

やっとそのシーンが終わったから手をおろす。

まあ、ああいうのも恋愛の一部だし重要なシーンなのかもしれない。

学生が主人公の恋愛映画にしては過激だっ……2回戦目開始かよ。


再び手で隠して横をみると、先程よりもずっと楽しそうな友達。

絶対知ってたな、知っていて誘ったな。

忌々しく睨むが、それすらも楽しいようでご機嫌だ。


イラッとして友達の口元にポップコーンを運ぶと嬉しそうに食べる。

もうひとつ、もうひとつ、もうひとつ。

次々口の中にねじ込んであげた。

頬をリスみたいにパンパンにしながら、責められる事に恍惚としている友達。

……なんで嬉しそうなんだよ。


-次回予告-

大人向けのおもちゃ


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