第15話 汚されたんだけど、特殊プレイすぎて怒れない
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お弁当を食べ終えた昼休み。
まだ時間があったから自動販売機まで前の席の友達とジュースを買いに来ていた。
最近暑いし何にしよっかな。
紅茶も好きだし、乳酸菌飲料も良いよね。
決めあぐねてると後ろから手が伸びてきてボタンを押した。
「こういうのいつも迷うわね」
パックのココアを吸いながらあきれた表情。
なんだよ、悩むのも楽しいの。
ようやく決まったからボタンをピッ。
Newと書いてるし炭酸好きなんだよねと、アップルサイダーを取り上げて一口。
体の中から冷えてくるのがなんとも。
ちっちゃくブルブルっと震えるのと同時に、お腹の中から何かが。
「けぷっ」
抜けた炭酸が口からあふれた。
友達に失礼と謝るジェスチャーをすると、なんでか顔を近づけてきた。
え、なに、離れてほしんだけど。
次弾がね、控えてるんだ。
「けぷっ」
我慢できずにもう一度でてしまった。
もう、だから離れてほしかっ……。
「すうううううぅぅぅぅぅ」
目の前で深呼吸を始めた友人。
大きく口を開けて、どれだけ吸い込むのかってほど深く深く。
あたりの酸素と元アップルサイダーを食べつくして満足したのか、とても良い笑顔。
「ごちそうさま」
おそまつさま。
どうでしたかね、私のげっぷの味は。
ええはい。
自分の肩を抱きながら、恐れから何歩か逃げる。
それなりに受け入れる覚悟はあるけども、それなりのラインを棒高跳びで高々と越えるのやめてもらえませんかね。
境界線は遥か向こうだから。
「さすがにそれはない」
体臭?口臭?内臓の臭い?
私はいったい何を食べられたのかすらわからない。
「怒り方の語彙力が追いつかない行為はやめてほしい、けっこうマジで」
--次回予告--
盗聴と盗撮 編
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