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ぼく吸血鬼×サキュバスになる  作者: ぴよーこ
第一章 ゲームとリアル 男心と女心
33/68

30話

 精霊の森での出来事から1日が過ぎていた。今日は日曜日なので、ゲームをしているのだが、ゲーム内ではぼくたちのパーティーに仲間が加わっていた。

 精霊のユユ。彼女はタイチの使い魔として今もタイチのそばを離れない。とてもかわいい精霊だ。そして・・・

 ぼくの使い魔となったベアグマの子供。名前をクーと名付けた。クーは親を亡くし、1匹で暮らすのは今後が心配なので、ぼくが精霊に相談したところ「お主が育てればよかろう」といってきたのだ。ちなみにこのゲームには使い魔機能が存在していて、1プレイヤーに1体のモンスターを使い魔として主従契約できるらしい。タイチとユユ、ぼくとベアグマ。マールにはまだ使い魔はいない。ぼくはクーにエサ(ブラッドマジック)を与えているところだ。こうしてみると、ユユはすごく可愛いし、欲しいのだけど、クーも可愛い。愛情を注いで、いい子に育てる予定だ。ある程度プレイヤーに育てられたモンスターは、言葉を話すことができるようになるらしいので、それも楽しみにしている。


ぼくは狩りのときもベアグマを連れて行くつもりなのだが、ベアグマのレベルが3れべなので、久々にポチ狩りに出かけている。精霊のユユはレベルが30あるので、タイチとマールはギルドクエストをすると言っていた。


クレスコ周辺に到着し、クーとぼくは、ポチと戦う。これは、クーのレベル上げだけを目的としていない。主と使い魔のコンビネーションを鍛える修行でもあるのだ。

ベアグマの捕食スキルは魔法を無効化するものなのだが、クーはまだ小さいため、食べられる量は限られている。ぼくのブラッドマジック2発で限界だ。


現在、ポチ1体を目の前に、ぼくはクーに狩りの仕方を教える。そのため、最初はぼくの誘惑スキルでポチを魅了し、クーに攻撃してもらう。しかし・・・

「ほら。クー。今のうちに攻撃して!」

ぼくはクーに命令するのだが、クーはぼくの足に抱き着いたまま動こうとしない。甘えん坊さんだった。

(か、かわいい・・・じゃなくて、ちゃんとしつけはしないとだめだよね・・・?)

その後もぼくはクーに狩りの仕方を教え、その日、クーを10レベルまで上げることに成功した。



 ゲームをしていると1日経つのが早く感じる。クーの育成に苦労し、月曜となった朝、ぼくは忘れていたことを思い出す。

(そういえば・・・今日は健康診断の日だった・・・)

夏休みが終わり、健康診断をすることはないのだが、ぼくは編入生として、健康診断をしなければいけないらしい。そのことは先週の金曜日のホームルームで先生に教えてもらったのだけど、すっかり忘れていた。

(だ、大丈夫だよね・・・?)

ぼくは今どきの女の子みたいに、「太ってないかなー」という心配をしているわけではない。ぼくが心配しているのは吸血鬼、サキュバスだということがばれないか。それが心配の原因であった。



 学校に到着し、自分の席に座ると、タイチが近寄ってきて「どうした?もこ。元気ないな」と、ぼくはそう言われたので、健康診断があることを話す。

「そういえば最近、少し太ったんじゃないか?」

 タイチはぼくに失礼なことを言ってきたのでグーで殴る。

(大丈夫かな・・・)

 ぼくは自分のお腹を触るのだった。



 健康診断は昼に行われるということなので、午前中の授業を終え、昼ごはんを食べずに保健室に向かう。別に、体重を減らすためにごはんを食べないわけじゃないからね?食べても食べなくても、変わらないから食べないんだよ?いつもは怪しまれないようにお弁当を持参して食べているのだけど、今日は食べないことに。特に意味はないからね?


そういえば、ぼくは保健室がどこにあるのかわからない。そのため、

「戸田さん。保健室まで案内頼めますか・・・?」

ぼくは友達に頼ることにする。この学校初日に嫌な思い出もあるのだけど、仲良くなった戸田ミナミさんにそう聞いた。

「かまいませんよ?」

ぼくと彼女は保健室に話しながら行くのだった。


 保健室に入ると、その場の独特な匂い、薬の香りが鼻を刺激する。ぼくは戸田さんにお礼を言って、別れを告げたつもりだったのだが、彼女も保健室の中に入ってきた。


「神崎さんですね?そこに座ってください」

ぼくは指示通り、先生の前に置かれている椅子に座る。そして、

「んじゃ、服を脱いでください」

男子のときも服を脱ぐのだけど、女子になったぼくは人前で服を脱いだことがない。だから、ものすごく恥ずかしい・・・

ぼくは下着をつけた状態で、検査を待っていると、

「ブラジャーも外してください」

え?こ、これも外すの・・・・?

先生に言われ、しょうがなく外そうとするぼく。うぅ・・・男の人に裸を見られるなんて・・・もう・・・お嫁にいけない・・・

「ちょっと。先生。冗談はやめてください!セクハラですよ?」

隣にいる先生の助手が先生を止める。あれ?冗談だったの?

「神崎さん・・・素直な子」

戸田さんがぼくを見つめ、自分だけの世界に入り込んでいる。まあ彼女は放置しておこう。


ぼくの検査は無事に終わり、ブラジャーを外すことなく終えて安心したのだが、少しお腹がでてしまっていたので、ダイエットしようと決める。最近ゲームしかしてなかったし、その割には吸血しすぎたせいだろう。だからといっていつもより体重が1kg増えただけだよ?女子にとっては大きい値だけど・・・



その後の授業も無事終わったぼくは、家に帰り、吸血は我慢してその日を過ごしたのだった。


この書き方いっぱい使ってる・・・。そんなことを思うようになってきました。しかし、文章よりただひたすら書く。今はそれだけです!!

次回 明日 7時

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