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第44話~え?ミスリル?~

行きたくない…

俺の求めていた平穏な暮らしとは一体どこに行ったのだろう?


つばさが持ってきた依頼のせいで一悶着あり、リノンまで行きたいと言われ結果行くことになってしまった。

ヘイルダンさんがほぼ毎日来てドラゴンソチィスの対策案を俺達に説明してくれていた。

ついでに説明の後に整体を受けていたけど、ヘイルダンさん整体受けるための口実で来ている気がしてならないんだけど…

まあ、説明はちゃんとしてくれてるし俺達も対策は練りやすくはなったけどね。

まず重要なのは装備だ

ドラゴンもどきとはいえやはりブレスは出すようでその対策を怠ると確実に全滅するらしい。

そして本物のドラゴンのように硬い鱗に覆われているわけではないがそこそこ硬い皮膚に覆われている為ダメージは通りにくいのでCランク以上の冒険者ではないと討伐は難しいらしい。


まぁ色々話を聞いてきて俺の気持ちはますます行きたくないが強くなってきてるんだけど

つばさやリノンは食い入るように話を聞いてるし昼飯食い終わったらつばさが「武器屋のおっさんの所に行こう」とか言い無理矢理連れてかれた。


まぁ武器屋のおっさんもといメルゲスさんの所には行く予定ではあったけどね。

3人で行って挨拶もそこそこに今度ドラゴンソチィスと戦うからいい武器はないかとつばさが聞いたらメルゲスさんがとても驚いてたよ。

何でもドラゴンソチィスは良質な武器にも鎧にもなるらしく、亜種になると素材がほとんど出回らない位貴重らしく必ず倒せと言ってきた。

そう言うことならとメルゲスさんが奥から色々な武器やリストみたいなのを持ってきた。

まずドラゴンのブレス対策として盾を勧められたメルゲスさん曰くブレスを防げるなら盾が一番らしい。魔法でも防ぐことは出来るがそれは一部の高位魔法使いじゃないと使えないらしく、冒険者は基本盾か障害物に避けるらしい

お勧めは盾で常に障害物があるとは限らないので盾で防ぎつつ攻撃に転じるらしいけど普通の盾では守るどころか一緒に燃やされてしまうらしくメルゲスさんが勧めたのが表面だけにミスリルを施した大盾だ。

ミスリルは魔力を宿しやすく魔法を放たれても受け流す事が出来てさらに熱に強く余程強力なドラゴンブレスとかでなければ溶けたりせず防ぐ事が出来るらしい。

ただ貴重な金属な為加工が難しく、盾全部にミスリルを使うとかなり高価になってしまう表面だけに施すと言うのが殆どらしい。

これは確かに必要だなと思い買うことにする寧ろこれを持ったまま俺は動かずにずっと隠れていたい所だ。

他には武器も新しいのを勧められた

最初に出されたのは棒の先に片方がハンマーもう片方に鋭い刺のようなのが着いてるいる所謂アイアンピックだ。

ドラゴンや重装備している敵には普通の剣とかが通りにくい為一点集中に叩きつけてダメージを与えるのが有効でこれはそれに特化した武器だ。

もう1つは斧だがこちらは柄が長く斧も大きいパワータイプ向けの武器だがこちらもアイアンピック同様に使われる武器みたいだ。

どちらも強そうだが使うとしてもこれはつばさしか使えないなと思った。俺も持てなくないがおそらく上手く扱えないし、スキルを持っているつばさしか使いこなせないだろう。

実際につばさに持たせてみると簡単に使いこなしていた。スキル様々だな。

後はリノンの武器も選んでもらった。

リノンは最初遠慮していたが自分の身を守る為に必要だからと言ってメルゲスさんに見てもらったらこれがいいと、2つの武器を出してきた。

1つはただの棒みたいだが両端含め全体の半分が金属になっていて片方には刃が仕込まれていて槍にもなる武器だ。

もう1つは俺が今使ってるのと同じガントレットだ。1つ違うのは俺のは爪が出るがリノンのは横から刃が出る仕組みになっている。

メルゲスさんはリノンは力よりも速さを重視した攻撃の方が向いているとの事でこういう装備になったみたいだ。

そして最後に俺の武器と言うことだが槍だった。

だがただの槍ではなく穂先がミスリルだった。

そして柄の部分も鉄で出来ているため最初に買った槍とは全然違うものだった。

こんないい槍でいいんですか?と聞いたら

備えすぎても損はないと言われた。

確かにそうだがこんなにいい装備だと一番恐ろしいのは値段が気になる…

後はつばさの壊れてしまった革鎧とリノンの防具もお願いしたら一部を軽金属を使った軽鎧を用意してくれた以前の革鎧に似ているが全体を覆っているが動きやすさは変わらず防御力が上がってるものだ

これは良さそうなので俺の分も買うことにした。

これで買うものは以上だが、以前に買った武器の調整も見るということでそれらも渡して、

締めて端数はまけてくれて金貨300枚になった。

高っ!!と思ったがミスリルも使ってるし安いのかと思うし払えないわけではないので支払った。

しかし300枚は高いな…

ってか報酬にたいしての出資が高いと思ってしまったが深く考えないでおこう…


こうして武器の受取は明後日ということでその間に必要なものや食料等を買い揃え家路に着いた。

そして2日後に武器を受け取り装備して問題ないことを確認していよいよ俺達はドラゴンソチィス討伐に向けて旅立つ。

門にはヘイルダンさんがいて無事を祈ってくれて俺達は出発した。


つばさは楽しみな顔してるしリノンも緊張しているが顔は期待に満ちた表情をしていた。

2人とも足取りが軽いけど俺は今も思う。


「…何故こうなった?」


唯1人足取りが重く憂鬱になりながら歩を進める俺だった。

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