まるで悪役。
昨日は更新できなくてすいません!
今月末まで仕事のほうが立て込んでて1日1話更新が難しそうです。
今回も殴り書き…。
「随分楽しそうなことしてるね。」
「あぁ、英司待ってたよ。録れてる?」
「ばっちり。」
無表情でピースする英司が怖いけど、頼んだことはちゃんとやってくれたみたいなので良しとしよう。逃走失敗した時にすぐ連絡入れておいて正解だったな。
「なんで橋爪君がいるの!?」
「…紫帆に頼まれたから。アンタ、同じクラスだよね?」
おや、真奈美ちゃんはF組なのか。それにしても英司の登場にだいぶ驚いてるけど、もしかして私が翔の幼馴染みだって知らない?
「おいテメェ、真奈美が怖がってんだろ?睨むのよせよ。」
「いいのゆう君!ちょっと黙ってて!」
ゆう君が喧嘩売ろうとして真奈美ちゃんに止められてるのを見て首を傾げてしまう。別に英司はすぐ手が出るような人間ではないし、寧ろ自分の興味を引くもの以外には物凄くドライだ。存在すら認識していないことだってある。
ぐっちーもフラ子も状況が分からないからか大人しくしている。フラ子はともかく、ぐっちーは戻っても問題ないような…。
「この子橋爪君の友達だったんだね!ごめんね知らなかったの!」
「…俺の友達だけど。翔の幼馴染みだよ。」
「「「え。」」」
何故か謝りだした真奈美ちゃんに英司が言葉を返すと、今度はゆう君もフラ子も一緒に固まってしまった。ちょっと、なにこれ。3人の顔が段々白くなってくけど。
「ちょっと英司。アンタ達なんでこんなに恐れられてるのよ…。」
「俺のせいじゃない。だいたいは恭介と翔のせい。」
「あの馬鹿野郎…。」
真下君は本人がというよりファンが暴走するんだろうけど、本当にあの幼馴染みは何してくれてるんだ。
こっちが逆に謝らないとと3人のほうに顔を向ければ、何かを叫んで走り去ってしまった。
なんなの、これじゃぁ私の方が悪い感じじゃないか。
「翔許さない…。」
「紫帆、データいる?」
「…ん、ちょーだい。」
色々腑に落ちないけどとりあえず先ほどの会話を録音したデータをもらい、そのまま放心しているぐっちーに渡す。これでまた絡まれても大丈夫だろう。多分もう私には会いに来ないと思うし。
「じゃぁ私達は中に戻るね。楽しかったよ。ありがとう。」
ちょっと申し訳ないけどぐっちーをその場に放置して体育館に戻るべく回れ右。最後の方でサッカー部が何かやるって英司から教えてもらったからね。絢子も参加するから見たいのよ。あわよくばからかうネタになればいい。
「紫帆。」
「なに?」
「紫帆のダンス、かっこよかった。」
「ふふ、ありがとう。」




